幸せなら手を叩こう

思ったことを徒然なるままに

ドライ…なのか?

生まれた時から苦労したことなどなかった…

皇室の養子という身分は金に困らない。バイトなどしたことないし、それどころか箸より重たいものも持ったことない。

「ハッピーお姉様、大学に遅刻しますわ」

妹のジブリは少し苛立ちながら私を見る。

「わかりましたわ。今行きます」

私は靴を履き、ドアを開けた。

大学生活も特に波があるわけではなく、ただ平坦な日々を過ごすだけ。課題もそんなに難しいわけでも量があるわけでもない。サークルは入っていない。本当に何もないのだ。楽しみといえばEXILEのライブに行くこと。それくらいだ。

「なぁ、ハッピーちゃん。ライブのチケットゲットしたから一緒にいこー!」

友達のさとこから誘われたライブ。それが今の唯一の楽しみだ。

あぁ楽しみ。なんたって明日なのだ。明日、生のTAKAHIRO様と同じ空気をその場で吸うなんて、考えただけで身体が熱くなる。

授業を終え、意気揚々と家に帰り、ソファに座った。すると突然、顔を真っ青にしたメイドが部屋に飛び込んできた。

「何事ですか」

「ハッピー様、大変です…!お父様が…お父様が…あ、暗殺されました…」

メイドはその場にグタッと崩れ落ち、オイオイと泣き出した。

あ、暗殺…?

私はこれからの将来を考えた。お父様が亡くなったということは、私はどうなるの?

しかしそんなことよりも、私はEXILEのライブが気になる。明日のライブが楽しみで仕方ない。

私はスマホでさとこの電話番号を探し、タップして電話をかけた。

「あ、もしもしさとこ?明日のライブ楽しみだねー!!」

「えっ」

さとこは拍子抜けたのか、狼狽している様子が電話越しから伝わってきた。

「ハッピーちゃん、お父さんはいいの?確か、暗殺されたって…」

「あー、血繋がってないし?ほら私養子だし。それよりもライブ!明日じゃーん!」

ライブ。それを口にするだけで血が意気揚々と体を駆け巡る。私の唯一のオアシス。ああ。早く明日にならないかなー!

「なんか…ハッピーちゃんってドライだね」

さとこはそう言うと、明日の待ち合わせ等について話を切り出した…

………

………

さとこ「…っていう夢を見たの!ハッピーちゃんめちゃくちゃドライやなって思って!それが言いたかった!」

…どんな夢や!!!!!

おっと、こんにちは、タカハッピー です。

友達のさとこが私が皇室の養子で、父親が暗殺されても明るく「ライブ楽しみだね」という電話をかけたとかいう夢を見たとか。

ツッコミどころしかない…

まず私はEXILEに対してそんな熱を持ってないし、妹が同じサークルの友達ジブリちゃんってのも謎すぎる…

そして私の家はDSやたまごっちを買ってもらえなかったほど金がない…

そしてドライというか…冷徹すぎるでしょ私…

父親が死んだなんてどうでもいいとか養子でもヤバすぎるわ…

ハッピー「突然『ハッピーが皇室で〜』とかって言ってきたからゲームの話かなんかかと思ったわ」

さとこ「ごめん、うち『今日こんな夢見たの』って切り出さずに話すんよね♪」

にっこり笑うさとこ。

まぁ…なんとも面白い夢ですな…

皆さんは変な夢とか見たりしますか?もし見たのなら教えてください!こういう感じにブログのネタにします(最低)

それでは、さようなら。