こんにちは、タカハッピーです。
こないだアルバイトしてたときに、先輩からお叱りを受けました。
「ボーッと突っ立ってるんじゃなくて、何か仕事ありませんかとかさ、聞いて!言われることだけやってるんじゃないよ!」
ああ、確かに。お金もらってる以上はちゃんと動かないと。
そう思い、次から手が空いたら尋ねることを決意。
「すみません、何かするべきことありませんか」
仕事するために、とりあえずそう聞きました。
すると、なぜか先輩は苦笑い。
「するべきことって…するべきことはないけど。してほしいことならたくさんあるけどね!」
ほう。
「ではしてほしいことはありませんか?」
「…あのさぁ、「するべきこと」とか「してほしいこと」とか、日本語おかしいでしょ?「仕事」ありませんかとか「すること」ありませんかとか、そういうふうに聞かないとダメでしょ?考えて話して!」
また怒られてしまった…
する「べき」ことありませんか、とあまり考えずに発言しました。確かにする「べき」ことって、ちゃんと仕事しないといけないのにしてないみたいな意味合いが入ります。
でも、そんなにおかしい日本語なんだろうか…手が空いているわけで、今するべきことは何か尋ねている。シチュエーション的にはそんなに間違ってる気はしない…
それに「べき」一つでそんな変になるものなのか?日本語は難しいというけれど…
ふとそう思ったのです。
国語系の大学に行った身としては非常に興味深い…「べき」の使い方。
ネットで検索してみました。
するとこんな風に出てきました。
『「~しなければならない」「~して当然だ」という意味です。 個人的な事情ではなく、社会的義務/マナー/アドバイス/提案などについて言うときに使います。 少し硬い感じがするので、会話ではあまり使わず、書き言葉で簡潔明瞭に書きたいときによく使います。』
ほう。
確かに「して当然の仕事」をするわけではないので、私の使い方は確かに間違っていたことになりますね。
しかも会話で使うのはレアケースなようで。普通は書き言葉で使うみたいですね。
…また一つ勉強になった………
日本語は難しい…確かにそう思いました。たった二つの単語「べき」でこんなにも捉えられ方が変わるもんなんだなぁと驚きましたね。
皆さんも日本語を扱う上で「あれ?」ということがあったら教えてください。ネタにします。笑
それでは、さようなら。