幸せなら手を叩こう

思ったことを徒然なるままに

おっさんずラブ

こんにちは、タカハッピーです。

先日、あるドラマのDVDを見終わりました。

それがこちら。

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おっさんずラブです!

話題になっていた時から気にはなっていました。面白そうだなぁ、でもなぁ、時間も金もないんだよなぁ…

ところが、大学の図書館が「おっさんずラブ」のDVDを置いていたのです。そしてバイトもサークルも辞め、卒論も終了し、めちゃくちゃ暇な大学生となった今。見るしかない……!

内容はBLとは知っていましたが、こんなにも純粋な気持ちで相手を思い、「男同士」という奇異な恋に悩む姿に、ただただ心を掴まれました。

BL。話は変わりますがBLといえば……私が初めてBLの存在を知ったのは小学6年生の時。

キャンプ友達が「ハッピー、実は私、BLが好きなんだ」と突然カミングアウト。

ハッピー「BLって何?」

友達「えっ。知らないの?」

ハッピー「???」

友達「ば、バナナラブのことだよ!バナナ大好き!いえい!」

ハッピー「へっ?」

その時ははぐらかされたのですが、数日後、どうやって知ったか経緯はいまいち覚えていませんが、BLというのは「ボーイズラブ」の略で、男同士の恋愛ということがわかったのです。

しかも、友達の好きなBL作品は、男同士裸になってあんなことやそんなことをする、というものでした。

理解が追いつきませんでした。たしかにこういうものが好きという考えはあるかもしれない。でも、ちょっと、気持ち悪い………

しかし、私の周りにはなぜか腐女子の子が多く、BLは友情を強めるものでした。彼女たちにしかわからない合言葉のようなもので、BLによって通じ合っている。…というようでした。

私は友達とより強い絆で結ばれたくて、BL作品を好きになろうとしました。たくさん読んで、理解しようとしました。しかし、見れば見るほど裸の男同士が契りを交わすことは、気持ち悪くて気持ち悪くて「やっぱり……BLは好きになれない…」と思ったのです。

しかし、おっさんずラブはたしかにBLですが、キス以外の性的描写はいっさいなく、ただ「好き」とい気持ちが深堀されている作品だったのです。

私はそこで気がつきました。BLが好きになれないのではなく、性的描写が嫌だったのか、と。

主人公、春田は「男同士の恋愛」に戸惑いを感じます。自分はロリの巨乳が好きなのに、男に好かれるなんて、どうすればいいんだと悩みます。

けれど、相手が男だろうと自分にとって好きな相手はこの人なんだと自覚を持つようになるのです。

鈍感すぎて「好き」という気持ちに気がつかない人。好きなのに好きなのに想いが伝わらない人。相手の幸せを願うばかりに別れを切り出してしまう人。

さまざまな人の思いが交差して、恋愛というのはどんな形なのか、性別、年齢は関係ないのか、などなどとても考えさせられました。

私は恋愛経験皆無ですが、きっと恋愛に正解も不正解もなくて、愛し合ってればいいんだという風に思えるようになりました。

主人公春田のように相手と愛し合える恋人ができたらいいな。

本当にそう思える作品です。

ぜひ!見てみてください!

それでは、さようなら。