幸せなら手を叩こう

思ったことを徒然なるままに

お好み焼き屋さん

こんにちは、タカハッピーです。

最近、卒業旅行に行きまくるために節約をしています。昼食はコンビニで納豆巻き一本。こんな食生活を毎回していたのです。

でも、さすがに納豆巻き一本は飽きる。違うものも食べたい。それに、もう大学あたりに来ることもなくなるし、このへんのものを食べたい…

そこで、今日はこんなものを食べました。

じゃじゃーん。

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お好み焼きです!!

大学の近くに小さなお好み焼き屋さんがあるのです。

初めて行ったのは大学1年の時。「どんな味なんだろう」と気になって、突撃入店。

客は私のような大学生はほとんどおらず、近くの病院のスタッフだったり、近所のおばさまたちが集まったりして、井戸端会議の場所にもなっていました。

なので、私、完全アウェイ。

しかし持ち前の図太い精神で、お好み焼き作ってる店長さんにひたすら話しかけ…

仲良くなりました!(いえーい)

私が台湾の留学から帰ってきた時は、お土産を渡して思い出話をたくさんするなど、まるで近所のおばちゃんのように仲良くさせてもらってました。

最近は地獄のエンドレス就活で行く余裕がなくて全然行ってませんでした。

これは、今節約すべきであろうと行くしかない!とも思ったのです。

ハッピー「こんにちは!」

店長「お!いらっしゃい!」

元気よく挨拶し、肉玉そばで、と注文する私。

店長「今日もまた新幹線でわざわざ来たんかね?」

ハッピー「はい…でももうそれも終わるんだ…」

店長「え!もう卒業なの?」

ハッピー「はい…卒業しちゃう…」

店長「えぇー!こないだ来たばっかりなのにもう卒業なのー!」

びっくり仰天する店長。

本当、もう卒業ですよ…私こないだ大学受験したばっかりなのに、時の流れあまりに速くね??

ハッピー「もうここに来ることもなくなっちゃう…」

店長「就職は、やっぱり地元?」

ハッピー「いや…本当は地元の公務員になりたかったけど、落ちちゃったから…広島の某市の公務員になる」

店長「おー、そうかね。それも通い?」

ハッピー「いや、さすがに一人暮らしなんよね…」

店長「おおー、カープの応援もたくさんせんといけんね」

ハッピー「うん!社会人になっても応援するつもり!」

ベラベラ喋っているうちにお好み焼き完成。

湯気がホクホクと出て、ソースがぷつぷつと泡立って美味しそう。

店長「はいどうぞ」

ハッピー「いただきまーす!」

がつがつがつ…食べているとこう言われました。

店長「卒業式はいつ?」

ハッピー「3月末!」

店長「お母さんも来るの?」

ハッピー「うん!来る!」

店長「そうね、それはよかったねぇ」

ニコニコ笑う店長。私もニコニコしながらヘラでお好み焼きを切り、口に運んでいきます。

高橋「社会人になりたくないなぁ…」

店長「ずっと勉強したいんかね?」

高橋「…そういうわけじゃないけど学生でいたい…」

学生でいたいというのは心の底から思ってることですが、私はそもそも環境の変化に弱く、何かの変わり目になると「今のままでいたい…」と愚痴をこぼしがちです。

小学生ハッピー「中学生になりたくない…」

中学生ハッピー「高校生になりたくない…」

高校生ハッピー「大学生になりたくない…」

大学生ハッピー「社会人になりたくない…」

とまぁこんな感じに。

セカオワの「死の魔法」という歌の歌詞に「僕は未来も過去もこんなに好きなのにどうして今を愛せないんだろう」というものがあります。

私の場合、「今」も対して愛せてませんが「未来」がトコトン怖いのです。大学生になりたくないなんて今思うとなんてこと言ってんだという感じですが、当時はJKという肩書がなくなり、おばさんに近づく感じも、本当に望んでいた大学に行くわけではないことなどなど、大学生に希望を感じてませんでした。

未来なんて、こなければいい。ずっと今のままでいい。今より悪くなる可能性だって十分にある。

人生で一番辛く、卒業式の日付を一生懸命カウントダウンしていた中学生の時でさえ、「塾が楽しい。高校生になったら塾辞めないといけない。ボランティアスタッフとして動いていたキャンプ活動もやりにくくなるし、習い事のピアノも辞めないといけない。中学校は大嫌いでさっさと卒業したいけど、それ以外のことは辞めたくないから、やっぱり高校生になりたくないな…」と思っていたのですから。

まぁでも、なんとかなる。どうにでもなる。最近は割とそう思ってます。

未来は怖いけれど、今楽しければ良くね?いえーい!今たのしー!と、まぁこんな感じに。

ま、それでも社会人になりたくないのは変わらないんですけどね!笑

店長「まぁうちの娘も働いていてウツになったからねぇ」

ハッピー「ええっ」

店長「そういうこともあるから気をつけんとね」

ハッピー「……」

なぜ今その話を…私がますます社会人になりたくなくなるやないかい…と思っていると。

店長「あ、そうだ。ミカン3つあげる。持って帰りんさい」

ハッピー「え!やったー!!ありがとうー!うれしー!!」

ミカン3つゲットだぜ。(いえーい)

店長さんは優しく、ミカンくれたりポンカンくれたりといろんなものをくれます。今回くれたのは社会人になるから頑張れよということでしょうか。ありがとう、店長さん。私、頑張るよ(単純)

店長「卒業するまでにまた店においで」

ハッピー「うん!また行くね!」

そう言葉を交わし、お金を払いました。

こんなによくしてもらえて本当にありがたいことです。社会人になったら本格的に通えなくなるので、どんどん今のうちに行きまくってお世話になろう!

そう思いました。

皆さんの周りには行きつけの店とかありますか?そういうのがあると、楽しいですよね。

それでは、さようなら。