幸せなら手を叩こう

思ったことを徒然なるままに

人形館の殺人

こんにちは、タカハッピーです。

先日、本を読み終わりました。

それがこちら。

人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

綾辻行人先生の「人形館の殺人」です。
今回、感想文を書くか少し悩みました。というのも、ミステリーの感想の書き方がイマイチわからないからです。
実は人形館の前に「迷路館の殺人」を読んだのですが、書こうと思ってもまさに迷路に入ったようで書けず、今に至るというわけです。
今回書こうと思ったのは「人形館の殺人」の展開が一際異彩を放っていたからです。
本作「人形館の殺人」は、異色の殺人とあり、「どのへんが異色なんだろう」と思っていたのですが、読んでみて納得しました。
しかも、辻村深月先生の「子供たちは夜と遊ぶ」の展開とほぼ同じトリックだったのです。
実は辻村深月先生の「辻」は綾辻行人先生の「辻」をもらってつけたペンネームです。そして、「子供たちは夜と遊ぶ」は綾辻行人先生の「人形館の殺人」と展開が似ています。これは単なる模倣ではなくて、綾辻行人先生の血が辻村深月先生の作品にも通ってるのだなぁと思いました。
和歌の本歌取りのように、古き良きものを自分のものにし、また作品を作っていく。このようにすることで、本格派の一部を自分のものにしていくのだろうなと思いました。
私も感想文を書くとき、Saoriさんの「読書間奏文」をお手本に書いています。本の良さを語りつつも自分の経験を絡めて書く。そうすることでなんとか文章を編んでいくことができているのではないかと思っています。
しかし、ミステリーとなると自分の経験に絡めるのは不可能です。誰かが急変して死んだ経験などあるわけないし、人を殺したこともありません。
そういう時は、「ここのトリックが思いつかなかった」とか「ここはとても面白い部分だ」と書けばいいんだと友達のうさぎちゃんにアドバイスされたのですが、いまいちわからず。お手本がほしい…そう思いました。
私のミステリーの感想文のためにも、どなたか良い感想文を教えてほしい。そうすれば、私も文章が書けていくのになぁ。そう思いました。
もし、自分のブログの文章を参考に誰かが感想文を書いてくれていたとすれば、私もブログ書いてきてよかったなぁとしみじみ思うと思います。Saoriさんの血が私のブログに流れ、私のブログを読んだ人がまたその血を受け継ぐ。まるで、子孫を作っていくような感覚になると思います。
もっと頑張って感想文を書いていくぞ!
そう思いました。
全然ミステリーの感想文になっていないような気がしますが、それも私のブログということで許してください。笑笑
皆さんもぜひ!「人形館の殺人」を読んでみてください!
それでは、さようなら。