幸せなら手を叩こう

思ったことを徒然なるままに

知能線

こんにちは、タカハッピーです。

先日、仕事をしているとこんなことで話題になりました。

「○○さん、手相見せて〜。感情線があるね」

「えーっ、それってどんな意味があるのですか?」

「それはね…」

なんだか手相のことで盛り上がっているよう。

私は正直手相はそんなに信じてませんが、母がめちゃくちゃ手相に興味を持っていたので、とりあえず左手の生命線が長ければ長いほど長生きする、ということは知っています。

母は相変わらず占い大好き人間なので、手相に金のペンで上から何度も描いて、生命線を長くしようとしたりしていました。当時は「へー、ペンで描いたら長生きすんのか」と思っていましたが、今では「ペンごときで寿命が左右されるわけないだろ…」という感じですよ。全く。何してんだ母…

そんな感じで手相は信じていなくとも、話題には乗りたいタカハッピー。

「上司Aさん!私の手相も見てください!」

私は左手を突き出し、上司の輪の中に入りました。

上司A「…どれどれ…ハッピーちゃん生命線なっが!!!」

ハッピー「え、これ長いんですか」

上司A「長いよ!手首まであるじゃん!」

ハッピー「ヒエ。知らなかった…」

まさかの。生命線の長さを把握してない私。さっき生命線くらいはわかると言いましたがわかってなかった様。

興味ないにもほどがある…

上司A「そしてハッピーちゃん知能線がないね…」

ハッピー「エッ」

ち、、、ち、、、

知能線がないだトォ!!!

なんだそれ、俺よっぽど馬鹿ということか…?いやまぁ馬鹿だけど全く知能がないわけではないぞ!知能線がないってどういうことだよ!ひどい!ひどすぎる!いやまぁひどいのは上司Aさんではなく私の手相なのだけれども!

上司A「知能線がないのは馬鹿というわけじゃなくて、あまり深く考えず、楽観的に行動するということだよ」

ハッピー「エッ」

上司「くよくよせず、突発的に動くということだよ」

ハッピー「」

あまり深く考えず、楽観的に行動…?

実は私、こう見えて…

めちゃくちゃ悲観的です…

高校も大学もメンヘラとして名がとおっており、ちょっとしたことで「どうしてこんなことしてしまったんだろう」「私はもうダメだ…」とどうしようもないことを割と考え込んでしまう方です。

今でも忘れられないのは、大学2年の時。

サークルの先輩の送別会をしている時でした。

先輩「俺、今回一人一冊本を送る。ほら、誕生日何もしてあげられなかったし、プレゼント。どれも読んだことあるし、みんなのためになることを願って送るよ」

なんと、先輩が本を一冊プレゼントしてくれることに。すごく素敵なサプライズに笑みがこぼれました。

ハッピー(ワァァイ、私本大好きだから嬉しいな。小説かな?自己啓発本かな?なんであれ楽しみだな)

先輩「はい、これハッピーの」

ハッピー「ありがとうございます!なんだろなんだろ…ん!!!」


そこで先輩が送ってくれたもの。

永遠の詩02 茨木のり子

永遠の詩02 茨木のり子

帯には「心が沈んだ時元気になれる」とありました。

…………。
どんだけメンヘラだと思われてたんだろう…………。
いやまぁメンヘラではあるけども…
詩集が嫌だとかそういうことではなく、ほかの人が小説や自己啓発本をもらう中、一人だけ元気になれる詩集だったので、よほど精神が弱い者だと思われていたのだと思います。まぁ事実ではありますが。

なので、「楽観的」と言われると「んんん…私って楽観的…なのか?」と疑問に思うわけです。
悲観的でくよくよする。割と優柔不断なのが私のような気がするので…

上司A「まぁ悪く言えば短絡的で思慮が浅い。よく言えば、くよくよせずすぐにパパッと決められるってことだよ。当たってるなぁ」
ハッピー「…当たってるんですか?」
上司A「まんまじゃないか」
ハッピー「…」
そ、そうなのか?私が気づいてないだけで実はあまり深く考えず楽観的でパパッと決められるのかもしれない。
その方が確かに生きやすくはあるし、楽しそうではある。
でもメンヘラなのはメンヘラなんだよな…じゃないと元気が出る詩集なんかもらえないわけで。
私は若干納得しないまま、手相の話題は終了しました。
次の日
上司A「ハッピーちゃん、自治会の○○さんが書類無くしたみたいだから、新たにもらえないかという問い合わせだよ」
ハッピー「はぁい」
電話対応をし、そのまま私たちが車に乗って○○さんに書類を届ける旨を伝えました。
上司A「書類郵送の準備しんちゃい」
ハッピー「エッ。すみません、直接届けると言ってしまいました」
上司A「おおっ。じゃあ運転するかー」
私はまだ研修の立場なので運転はできません。上司に運転してもらわないと車に乗れないのです。
乗せてもらうことに。
車に乗り込み、いざ出発〜
上司A「ところでどのへんにその人の家があるかわかってる?」
ハッピー「紙に住所はあります」
上司A「いや俺住所言われてもわからんがなwwwwwだいたいどのへん?」
ハッピー「…わかりません」
上司A「えええwwwwwあ、スマホ持って来てる?検索したら出せるから…」
ハッピー「スマホ…持って来てないです…」
上司A「おおーい!!!!」
ハッピー、相変わらずポンコツすぎるミス。
上司A「何も考えてないにもほどがあるぞ…」
ハッピー「すみません…」
……私、悲観的ではあるけども。短絡的で思慮が浅いのは事実だな…
やっぱり知能線がないのは私の性格をよく表してるのかもしれない…
突発的に行動してるわけだし、やはり何も考えず生きてるのかもしれない…
はは…はははは'`,、('∀`) '`,、
私ったらメンヘラで短絡的な人間か…
なんてパワーワードなんだ(自分で言う)
これからも浅はかな行動をしないよう気をつけていきます。
皆さんはどうか手相に知能線がありますように。
それでは、さようなら。