幸せなら手を叩こう

思ったことを徒然なるままに

反核平和の火リレー

こんにちは、タカハッピーです。

今日、私、リレー選手として走ってまいりました!

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ばばん。

松明を片手に持ち、この暑い中やってまいりましたよ。

どうして走ったのか。

それは、私の働く市役所が広島県であることと、私自身が新人であることからきています。

辺境の地であるにも関わらず、原爆が落とされた「広島県」であることは変わらないために、「反核」と「平和」を訴えるために走ろう、それも新人にしてもらおうということになったのです。

ハッピー「私、リレー走ることになりましたー!」

上司「おお!え、絶対応援にいくわ!めちゃくちゃ見たい!!」

同期「ハッピー走るん!その姿すごく見たい!!」

上司、同期たちからめちゃくちゃ応援され、「えへへがんばりますー」と照れる私。

「絶対走る姿面白いやん!」

「ビデオに撮ってて。見るの楽しそう」 

………んん?

応援というより、ただのネタ要員…?

「○○市初の女芸人目指すんやろ?」

「ハッピーだけ芸人枠で市役所入ったもんね」

おい!!

私はお笑い芸人じゃないぞ!!

なんだよ芸人枠って!事務に決まってんだろ!!!!

とまぁ存在がネタ扱いされつつも走ることを任命されたわけです。

実は私、運動神経はすこぶる悪く、中高大文化部でしたが走ることだけは少し得意なのです。

小学6年生の時は持久走大会で2位になるなど(一位じゃないんかいとか言わない)長距離を走ることは好きな人間なのです。

だからまぁリレーもそこそこ楽しみにしていたわけです。

(走る練習したほうがいいかなぁー。まぁでも競争じゃないし、のんびりでいいからいっかー)

普段全く運動しなけど、まぁ大丈夫だろ。よゆーよゆー。

私はリレー当日までそうのんびり思っていたわけです。

上司「にしても、心配だなぁ。ハッピーちゃん、絶対こけるなよ」

ハッピー「大丈夫です!こけません!」

上司「いいか、こけて松明が体にかかって燃えたら洒落にならんからな。松明は下にぶら下げるようにして走れ。こけそうになったら投げること!じゃないと大変なことになるぞ」

ハッピー「わかりました!大丈夫です!」

上司「大丈夫かなあ…あんた何もないところで引っかかってバランス崩してるからな」

ハッピー「いやいや、さすがにリレー中は大丈夫です!」

上司「本当かな、大丈夫かなあ…」

上司、私を芸人扱いしつつもはちゃめちゃに過保護。

まるで親。

「松明を下にぶら下げるようにして持て」と何度も念を押され「大丈夫です!」と返しましたが…

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ちゃんと持って走りましたー!!!上司さんごめんなさいー!!'`,、('∀`) '`,、

前のランナーも持って走っていたし、逆に下にぶら下げるようにすると危ないかなと判断したので…

言うこと聞かなくてごめんなさい上司…


とまぁそうして走っていたわけですが…

暑い…

7月下旬、真夏の9:30に走るわけですから、もう暑くて暑くてたまりません。

しかも松明が思ってた以上に重い。

そして普段運動をしないから少し走っただけで息があがる。

よゆーよゆーと何も練習しなかった自分に後悔し、ぜえぜえ言いながら走りました。


し、しんどい。右手の松明が重い。異常にない握力で握ってるのもあり震える。私…このまま本当に走り切れるの?え、このクソ暑い中いけるのか?マジで松明落として服とか燃えそうなんだけど大丈夫なの?


ラクラしながらなんとか走っていると…

先導車が止まり、そこから第三走者(私は第二走者)の子が降りました。

(オッ!!!交代じゃないか!!!)

私は歓喜に満ちました。ここで交代!私は松明を渡したらもう車に乗るだけ!やったー!


息があがりながらも第三走者の子に松明を渡し、先導車に乗ろうとしました。していたのです。


ブーン…


(あれ…車…待って…私乗ってないよ…)


先導車、私を乗せずに先に行ってしまうミス。

「ごめんー!すっかり忘れてた!」

ひ…ひどい…

悲しみの嵐。

温かく迎えてほしかったぜ…

そうして皆走り終わり…

「ふー!お疲れ様ー!」

組合室に走者が集まり、飲み物を渡されました。

同期「ハッピーめっちゃコーラ飲むやんwすげwフランキー(コーラを燃料にしているワンピースのキャラクター)かよw」

ハッピー「スゥゥパァァって言えばいいかしら」

同期「何モノマネしてんのwしかもちゃんと巻き舌できてるしww」

…やっぱり私ったら芸人?w

いやモノマネは誰だってできるし、私のは似てないからセーフ!(と思いたい)

そうして皆でしばらく休んだ後、スマホで写真を共有し…

「よし、じゃあ仕事戻るか!」

「じゃあね!お疲れ!」

「お疲れ様!」

私はそのまま有給をきって帰りましたが、同期たちは仕事へと戻っていきました。

同期のグループラインに写真があがり、「走るのは大変だったけど、なんだか久々で楽しかったなぁ」と思いつつ…

家に帰り、クーラーをつけ爆睡。

疲れていたので…ね…

本当は銀行に行こうと思っていたけどそれも忘れてガーガー寝てました。

アホほど体力がないのがバレてしまうな…'`,、('∀`) '`,、


とまぁこんな感じでした。

走ってない同期がグループラインで「おつかれ!ナイスランだったね!」とメッセージも送ってくれました。

優しい…ありがたいな…そう思い、返信しました。

ハッピー「ありがとう!」

同期「ハッピーはおもしろ画像ありがとう!!笑」

ハッピー「いや私の写真のどこが面白いんだよ」

同期「走る姿が面白いし、放火犯に見える笑」

……くそー!!!

前言撤回!優しくなんかない!!

最後まで扱いは芸人でした。笑


反核と平和のために走った一日でしたが、本当に世界が戦争のない日々になるといいなと願うばかりです。


皆さんも幸せな日常が送れますように。


それでは、さようなら。