幸せなら手を叩こう

思ったことを徒然なるままに

バレンタイン

皆さん、お久しぶりです。

こんにちは、タカハッピーです。

本当に久々ですね。最近小説執筆に忙しくて全くブログの方が書けていませんでした。


まだ書き終えたわけではありませんし、他にも書かないといけないものがありますが、とりあえずひと段落ついたので、ブログを復活してみました。


そして皆さん、もうすぐドッキドキの…

バレンタインデーがありますね!(ニヤニヤ)

高校生の私もバレンタインデーに男の子にチョコを渡したりしましたな。懐かしい…

戻らない青春…


そんな青春は遠の昔なので、わたしはバレンタインなどすっかり頭から抜け、ただ漠然と日々を過ごしていたのですが…


「ねね、ハッピーさん。バレンタインどうする?」


突然の同期の女の子のこの一言。


「どうするって…ああ、配らないといけないのか」

「課全員に配らないといけないよね。あーどうしよ。大変だ」

「でも、今年のバレンタイン日曜だよ…」

「月曜か金曜に渡すことになるだろうね」


ああ、この感じ…

懐かしいな…

高校生のとき。友チョコ義理チョコ本命なんぞ考えてたくさん作ったりラッピングしたりで死ぬほど大変でした。

大学になると、共学だけどほぼ女子大なのもあって、この超大変な制度はなくなりました。(春休み中だったし)

しかし。今この制度が復活してしまったということなのか…


ハッピー「やっぱ課全員かー。私月曜日免許更新で休むから木曜に作って金曜に配らなきゃだ」


同期「うん、頑張ろうね…」


そして来る木曜日。

なんとこの木曜日、建国記念日でお休み!!これはチャーンス!と思ったわたしは…


11:00起床。

(寝たかったんだよ….)


急いで起きて「あかん!ココアパウダー買わないといけないのに!」と急いで近所のスーパーへ。

買い戻ってきて「よし!ココアパウダー買ったらもう十分!作るぞ!」と腕をまくると…


ハッピー「あ、卵」


チャラリ〜チャラリラリ〜リ〜(嘉門達夫鼻から牛乳


またスーパーへレッツゴー。アホの極みである。

卵も揃ったことだしいざクッキング!

今回作るのは…「うさぎ秘伝のクッキー」!!!

私は親友にうさぎちゃんという子がいるのですが、この子はパティシエレベルにお菓子作りができるのです。

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こんなの作ったり…

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こんなの作ったりと…

見栄えも素晴らしい上に味もめちゃくちゃ美味しく、本当に感動するようなお菓子を作るのです。


今回私が作るのは、そんなうさぎが研究に研究を重ねた「超美味しいクッキー」なのです。


その辺にあるネットレシピの手作りクッキーではなく、アンパイをいくためにうさぎ秘伝のクッキーだなんて、ハッピーったらせこい?

ふふ。持つべきものは親友なのよ(ドヤ)


まず、バターと砂糖を混ぜて…

卵とバニラエッセンスを入れて…

そこに小麦粉を…ドーン!!!


ところで、今回作るにあたって、何枚作るかなのですが…


(20〜30枚で大体小麦粉230グラムか…課全員と…同期と…あといつもよく遊びに行くいく児童係にもあげたい…そしたら何枚になるんだろう。だいぶ多いよな…そうだ。×4で80〜120枚分作ろう!)


80〜120枚分作ることを決意。

まぁめちゃくちゃ人数多いしこのくらいいるでしょ!なんて思っていました。


…しかし、これが私を苦しめていくことになるのです。


まず小麦粉。230×4なので920グラム必要だったのです。

これでも一応料理をするので小麦粉のストックはあったのですが、問題は…


「ボウルから…溢れるわ…」

本当に満杯になるほどの小麦粉。生地を練ろうとすると溢れそうでヒヤヒヤ。何回かに分けてやりました。小麦粉を足しては練り、足しては練り…

「めちゃくちゃ時間かかるな…」

920グラムが想像以上の量であることを知り、後悔しました。くそ、こんなに時間がかかるなんてうさぎは言ってなかったぞ。いや、うさぎは230グラム想定のレシピを考えていたわけだから言ってなくて当然だけどさ。

なんとか生地がまとまったところで…

「よし、ここでココアパウダーを混ぜるぞ」

ただのクッキーだと「バレンタイン」の意味がありません。チョコレートをあげる日なのに、ただのクッキーだと「あいつバレンタインの意味わかってんのか」となることでしょう。

だからこそ、ココアパウダーは超重要なのです。

「よし、これを入れて…」

もちろん、うさぎのレシピにはココアパウダーを入れるなんぞ書かれていません。ここはわたしオリジナル。

適当な量を入れ、練って、入れて練って……

「……ぜんっっぜん混ざらん…」

何せ1キロ以上ある生地。ココアパウダーを全体に行き渡らせるのにも一苦労です。


「重いし弾力あるし、ええ、こんなんいつまで経ってもマーブル模様のままやん。茶色になってくれるんか?大丈夫なんか?」


ヒーヒー言いながら練って練ってを繰り返しました。途中で辛くなってApple musicでヒゲダンを流しました。グッバイ。君の運命のヒトは僕じゃない。…なんだかボーカルのさとっちゃんに別れを告げられてより辛くなりました。


そうするうちになんとか生地が完成。

長かった。ああ、本当に長かった…

ラップで生地を包んで1時間休ませて…

その間に皿洗いと米研ぎ(晩御飯用)を済ませて…

よし!次は型抜きだ!

予熱したオーブンに型でくり抜いたクッキーを入れて…

15分焼く!

その間に型でくり抜いて…

焼く!


くり抜いて焼いてくり抜いて焼いて…


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終わらないよ〜( ;∀;)

何せ一キロ以上ある生地。そんなすぐできるはずもなく。

楽しいはずの型抜きがもうただただ事務作業でした。もう淡々とこなしていました。くそ、なんでわたしはこんなことをしてるんだ。いやまぁ自分でこれをするって決めたんだけどさ。


それから何時間か経ち…


18:50


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できたー(((o(*゚▽゚*)o)))♡

どんぶり二つに溢れそうなほどの大量クッキーが完成しました。ほらね、私もやればできるだろ。


早速味見をしてみました。

「ん………だいぶ甘さ控えめっぽい…?ココアパウダー入れすぎたかしら…まぁいっかこんなもんやろ」


私のいらぬアレンジのせいでうさぎの作ったクッキーと味が若干違ったように思えました…もしかしたらいろんな人から大して美味しくなくても「美味しかったよ」と気を使われるかもしれない…

でも不味くはないし、これを配ろう!いえーい!(いいのかよ)


今度はいそいそとラッピング……

包んで包んで包んで…

気がつくと1時間経ってました(ゲッソリ)

80〜120枚あるから当然ですね。

大体35人分くらいできました。

「よし!こんだけ作ったからもう大丈夫やろ!!!」

いざ!明日の出勤!!!


「おはようございます、これ、バレンタインのお菓子です」


本日。課全員に配って周りました。


「あんた、みんなに配るの?サンタクロースみたいだね」


先輩からもそう言われるという笑


たしかに聖なるハッピー、サンタクロースかもしれないわ。季節外れだけど。


課全員に配り…同期に配り…


「…16人分余った………」


だいぶ余るという笑


まだ児童係には配ってないけれど、16人分は絶対多い…


「ほら、あの男性に渡せばいいやん」

「え// あんまり話したことないんだけど//」

「なに照れとるんや」

同期からアドバイスを受けたり…


「○○さん(美人な先輩)…私○○さん大好きなので二つあげちゃいます」


美人な先輩「え、ありがとうございます」


美人な先輩に二つあげたり…


隣の課の人にばら撒いてあげたりと……


ハッピー「よし!!!なんとかはけたぞ!!!」


約35人分、なんとか完売!!!!

いや〜それにしても…

どう考えても1キロ近いあの量は多すぎたな………

次はもっと考えてやろう……


そして定時になり…わたしはいつものごとくスマホを取り出しました。

すると、声を失いました。


「ハッピーちゃんのクッキー、おばあちゃん食べたいそうです」


…………ギャーーーーー。


そうだ、明日おばあちゃん家に行くんだった。何も考えずお母さんにクッキーの写真をLINEで送ったからおばあちゃんに見せたのね。


しかし、もう手元にはクッキーはありません。


でも、おばあちゃんにできるだけ孝行したい。


ハッピー「すみません、○○さん(美人な先輩)…クッキー1つ返してもらってもいいですか…?」


お前ほんっっっと最低だな!!!!

と罵られてもおかしくありません。


先輩「あ、いいですよ」


いや全然良くない。

よくないのに優しく返してくれる美人な先輩。

本当になんていい人なんだろう。私もあんな綺麗で素敵な人になりたい。

心から美人な先輩に感謝をし、明日おばあちゃんに渡すものも確保。


よかった…これで安心して今日も眠ることができる……


…という、バレンタインデーのイベントでした。笑


一言で言うのであれば、何事も計画的にしないとダメだということですね。


何も考えず「どれくらいかわからんから」と大量にクッキーを作ったりおばあちゃんのを残さなかったりと、計画性のNASAを痛感しました。


次作る時はもっと考えてやろう!

そうすることで、自分も周りもハッピーになる。

これはお菓子作りの他にも言えることだと思います。すごく当たり前のことだけど。大切なことでもあると思います。

皆さんも何事も計画的に!(ためになるなぁ) 


それでは、さようなら。