幸せなら手を叩こう

思ったことを徒然なるままに

ノーディちゃん

みなさんこんにちは、タカハッピーです。

今から3〜4ヶ月前、ボドゲカフェに通いまくる私には悩みがありました。

「あ!こんにちはタカハシさん」

「ノーディちゃんこんにちは!」

ボドゲカフェに来る常連さんって、8割は男性じゃないかと思えてしまうほど、女性が少ないんですね。特に、平日の半ばに私みたいに狂ったように来る女の子はほとんどおらず。

そんな中、ボドゲカフェに来ると必ずと言っていいほど来ている女の子がいました。

それが、ノーディちゃん。

(※ノーディちゃんが狂ったように来るという意味じゃないので悪しからず)

物腰柔らかで優しく、可愛いノーディちゃんと仲良くなりたい私は、インキャながら積極的に話しかけようと頑張っていました。

コミュ力が乏しい私にノーディちゃんはいつもニコニコ話してくれました。やさし。

「店長さん。来週の水曜日、ノーディちゃんいますか」

「ノーディ?たぶん来るんじゃないかな」

「本当ですか!わーい!」

るんるんで喜んでいると、店長さんにこう言われました。

「ノーディも、タカハシさんが来るかどうか気にかけてたよ!相思相愛だね(^○^)」

 

……(゚∀゚)!

 

ノーディちゃんが、私を、気にかけていた、だと?!

 

なんてこと?!?!(*≧∀≦*)

そんな素晴らしい事実、感動のあまりに涙で海ができるよ!!!!

 

そうして涙で大海を作ったわたしは、水曜日になるとノーディちゃんたちとボードゲームをする日々を過ごしていました。

 

趣味で友達ができる……なんてありがたいことなんだ……と喜んでいたのですが……

 

ふと。

 

「わたし、ノーディちゃんの連絡先知らないや……」

 

いつも水曜日になったらボドゲカフェへ集まって一緒に遊ぶけれど、LINEもXも Instagramも知らない。

 

ノーディちゃんの連絡先がほしい。

 

それは次第にわたしの中での強い願望となりました。

いつも、水曜日になると「よし!今日こそノーディちゃんに連絡先を聞くぞ!」と拳を握るも……

「の、ノーディちゃん」

「ん?」

「あ、いや、このボドゲ、お、面白いね」

「そうだね(^o^)」

という会話を幾度となく繰り返してきました。

連絡先がほしい。ただその一言を言えばいいだけなのに、「え、プライバシーなんですけど」なんて言われるかもしれない。一緒にボドゲで遊ぶし、わたしが来るか気にかけてくれていたみたいだけど、ただ単に女が少ないからそう言っただけで、友達だと思っているのはわたしだけなのかもしれない……(※ノーディちゃんはそんな性悪ではありません)

ハッピーというあだ名のくせに思考回路がアンハッピーなわたしは、その葛藤に悶えていました。

ダメだ、こんなことじゃ!ハッピー、お前はノーディちゃんの唯一無二の友達になりたいんだろ!!連絡先くらい、サクッと聞くんだ!!

自分に言い聞かせ、いざ、水曜日……

その日も楽しくボードゲームをし、感想を言い合っていた時でした。

「の、ノーディちゃん」

「ん?」

「そ、その……連絡先、交換、しない?」

 

つ、ついに言ったっ……!

 

「うん、いいよー(^○^)」

 

……(゚∀゚)!

 

すごく簡単に交換させてくれました笑

あんなに悩んでいたのはなんだったんだというくらいに(^。^)

それからというもの、ノーディちゃんはプライベートや仕事で忙しくなり、毎度顔を合わすというほどではなくなりましたが、たまに連絡をとって遊んだりと、私たち、友達になれてるんじゃないかな?なんて思いながら過ごしております。

そして…

「ハッピーさん楽しかったですね!」

「そうですね!あ、連絡先交換しませんか?せっかくだし!」

ノーディちゃんとの連絡先交換に成功した私は一緒に遊んだ女の子に連絡先聞きまくるやばい人間へと進化しました!(すごいぞ!)

「新手のナンパ師だね」

店長さんからはそう言われましたが…ナンパしてるわけじゃないので!親睦を!深めてるだけなので!

また来週、どんな子と一緒にゲームするのか、楽しみです♪

それでは、さようなら。