幸せなら手を叩こう

思ったことを徒然なるままに

かがみの孤城

わははは、と声が聞こえる。給食を食べ終え、やっときた昼休み。

あのさ、昨日のテレビの○○がさぁ…

ねね、○○がこんなことしてた!まじやばい!

5時間目数学だよなーだっる

さまざまな喋り声が耳に入ってこないようにわたしは参考書を開いた。

593年 聖徳太子摂政になる

1582年 本能寺の変

1853年 ペリー来航

日本史は得意科目だった。何も考えず、年号を頭の中にたたき込んでいくのが快感だった。もっともっと勉強して、すごくいい進学校に行って、すごくいい大学に行って、それから…

「おいみろよ。アイツ、また勉強してるぜ」

「きっもー。どんだけガリ勉なんだよ、まじむり」

男子が私を指差し、笑う、笑う、笑う。

シャーペンを強く握り、ノートにガリガリと問題の答えを書いた。

勉強している時が一番楽しかった。どんなに人から気持ち悪がられ、煙たがれても、わたしには勉強があった。勉強は決して私を裏切ったりしないし、どんな時もそばにいてくれる。

「ほんと、あいつ不登校になればいいのにな」

「わかるー。いてもいなくてもどっちでもいいし、むしろ気持ち悪いから来なかったらいいのに」

ホント、アイツ フトウコウ ニ ナレバ イイノニ。

キモチワルイ カラ コナカッタラ イイノニ。

勉強していると、言葉が自然と無機質なものに感じた。

…わかる。

私、本当に不登校になればいいのにね。こんなところ、来たって楽しくないし、みんなに嫌われて笑われるだけだし、勉強することだけしか能がないから、不登校になってしまえば、全て楽になる。みんなもそうなれば喜ぶし、ウィンウィンじゃん。

ま、そんなことする勇気なんてないんだけどね。

…中学生のわたしは至って冷静だった。


突然わたしだけ仲間外れにされた。

中学2年生の時、心の底から信じていた人に裏切られた。

どこにも居場所なんてなかった。もう疲れた。勉強しよう。勉強すれば楽になる。

狂ったように勉強すると、嫌なことはシャットアウトされるし、自然と冷静になれた。

嫌われることも、仲間外れにされることも、裏切られたこともどうだっていいことに感じた。

でも、気がつけば私は 

ひとりだった。


居場所が欲しい。

きっとわたしは潜在的にそう思っていたと思う。

かがみの孤城」には、生き辛さを感じている中学生がたくさん登場する。

皆「学校に行かない」という選択肢をとり、鏡を通り抜けて城に行く。城で皆は同じ時を過ごし、仲良くなっていく。

ただ仲良しこよしなのではない。時には怒鳴り、涙し、分裂しながらも最終的には団結し、それぞれが成長して、前向きになっていく。

そんな話だ。

私にもかがみの城があれば。ただひたすら勉強していた中学生でなかったかもしれない。もっと明るくいろんな人と接して話していたかもしれない。

…そうわたしは書いたところで、ふと、気づいた。

たしかに学校には居場所はなかった。

でも、わたしにとっての「かがみの城」はあった。たしかにあった。人と接するのが苦手で勉強ばかりしていたわたしにとっての唯一の居場所。

それは、小学生の頃からお世話になっている「自然の家」だった。


「ハッピー、おはよ!今日から四日間よろしくね!」

ニコニコと大学生のお姉さんに挨拶され、私は「はい」と無愛想に返した。

私は小学生の頃、自然の家の子供向けキャンプにたくさん参加した。対象は小学生なので中学生となった今は参加資格がない。なので、今度はボランティアスタッフとして参加している。

偉いね〜とよく言われるが、偉くもなんともない。ただ純粋にこの自然の家とキャンプが好きなだけで、別に慈悲深い気持ちで参加しているわけではない。

「ハッピー、一緒に車に乗ろ!」

「…うん。いいよ」

ここではみんな、わたしのことを邪険に扱わない。

挨拶してくれるし、隣にいてくれる。

このことが、その時はよくわかっていなかったけど、とてつもなく嬉しかった。

「居場所」がなくても勉強しとけばいいだなんて思っていたけれど、本当はずっと、居場所が欲しかった。

それは、このキャンプが終わってから気付くことになる。


小学生たちがやってくる前に、皆で軽く研修をする。

然の家の職員さんが「今回のキャンプ、MDはもう決めてあります!」といった。

MD。マネージメントディレクターの略。

要するにキャンプを回す中でかなり重要な役の人だ。

まぁ、大学生の人か高校生の人だろうし、自分とは全く関係がないや。

そう思ってあぐらをかくと、職員さんはこう告げた。

「今回、MDはタカハッピーにやってもらおうと思う」

「…エエッ?!?!」

その年最大の「エエッ」が出たように思う。

大学生、高校生がいる中、中学生の私がなぜ???

「でもさっき、『やりたくない役割ありますか?』って聞いたら『ないです』って答えてたよね」

「そうだけど…まぁそういったけど…エエッ、わたしにできるかな…」

「できるできる!頑張れ!」

ハハハと職員さんが笑う中、わたしはただ呆然とした。


MDは想像以上に大変だった。

高校生はもちろん、大学生に向かって指導していく。中には年下もいたけれど。…いやでもそういう問題ではないかもしれない。私の判断でキャンプを支える裏方を動かすのだから、少しでも変な指示をしたら大変だ。

「なんでできないの?ちゃんとこう言ったよね。できないならやらなくていいよ」

指示をしたつもりなのにちゃんと動いてくれなかった後輩に苛立ち、キツいことも言った。

「ゔっ…ゔっ」

後輩は泣いた。

「ハッピー、ちょっと今のは言い過ぎ。例えキャンプの運営が滞っても私たちがなんとかするからさ」

大学生のお姉さんにそう諭された。

わたしは本当にダメなMDだった。


不登校になればいいのに」

言葉が私に突き刺さる。

「気持ち悪い」

「いてもいなくても同じ」

「生理的に無理」

「いるだけで迷惑」

キャンプ中、誰にもそんなことは言われてない。言われてないのに言葉が、雨のように降り注いでいく。

「私がMDでなければ後輩は泣くことはなかった」

「私がMDでなければこんなにキャンプの運営が滞ることはなかった」

「みんなに迷惑をかけることもなかった」

「最初からキャンプなんかに参加しなければ」

思いが私を蝕んでいった。


四日目。キャンプが終了した。私は「本当に私がMDでよかったんだろうか」とぐるぐると考えていた。

キャンプが終了したとともに、ボランティアスタッフの人がたくさん私の周りに集まった。

なんだろう。皆、こんなに集まって…

そうすると、一人がこう言葉を発した。

「ありがとう」

耳を疑った。

「ありがとう。ハッピーがMDでよかった」

「頑張ってくれてありがとう。本当に楽しいキャンプだった」

「大変だったのに、お疲れ様!また会おうね」

目がみるみるうちに潤み、顔が熱くなった。


自分の存在が、久しぶりに認められた。

ずっと勉強することしかできないと思っていた。居場所がなくてもいいやと思っていた。嫌われても、仲間外れにされても、裏切られても、もうそんなもんだからいいやと思っていた。

…本当は、ずっとずっと自分のことを肯定する言葉を言ってくれる人がそばにいてほしかったんだ。

何も感じてなかったつもりだけど、信じていた人たちからされた仕打ちがとてもとても辛くて苦しかったんだ。

冷めきっていた心に温かな血がかよい、わたしは声を上げて泣いた。

わたしにとって、自然の家は「かがみの孤城」だったのだ。


生きづらさを感じている人、感じたことのある人、全ての人に読んでほしい。

かがみの孤城」はそんな本です。

「タイムマシンがあればわたしはかがみの孤城を送る」と作者の辻村深月さんは言っています。

タイムマシンはこの世にないけれど、この本は中学生だった頃の私には届いてると思います。

辛くて辛くて、学校に行きたくないと思っていたあの頃。

わたしの部屋のかがみは城にはつながらなかったけど、ちゃんとわたしにとっての「城」はあった。その温かさに改めて気づけました。

ぜひ、「かがみの孤城」を読んでみてください。

かがみの孤城

かがみの孤城

こういう本です。

それでは、さようなら。


福島地づくり調整

こんにちは、タカハッピーです。

社会人となった今、毎日のように電話に出て対応しています。

最初、電話の取り方や保留、交換が中々できず、本当に苦労しました。何回もヘマをし、「タカハッピーというやつ、交換も取れないみたい」と噂を流されることも。

しかし!今となってはかなり電話対応できるようになってきました!

相手の名前を聞き、用件を聞き、時間がかかることであれば折り返す。この一連の作業が今ではだいぶできるようになりました。(そこ、当たり前だろとか言わない)

「ハッピーちゃん、だいぶ電話対応できるようになったね。生まれたての赤ちゃんから小学4年生くらいになったんじゃないかな」

と上司にもベタ褒めされるほど。


…ん?小学4年生…?私22歳だけど…でも進化してることに変わりはない!いいこといいこと!(超ポジティブシンキング)


今日もいつものように電話がプルルルルと鳴り、「はい、こんにちは!○○市役所×××課タカハッピーです!(実際は本名)」と出ました。

相手「交換です。どうやら建築についてで、福祉関係のことについてです」

ハッピー「え?建築で福祉関係…?」

相手「どうやら福祉課の話が聞きたいとのことで」

ハッピー「ちょっと待ってください。うちは

福祉課ではなく、×××課ですが…」

相手「まぁでも福祉関係のこともやってるでしょ。繋げますね」

え?まぁ確かに福祉についてやってはいるけど建築とか全然範囲ではないのでは?

と思っていると電話が繋がりました。

「もしもし。福島地づくり調整についてなんですけど…?」

……?

ハッピー「すみません、もう一度おっしゃってもらっていいですか」

相手「ですから、建物を建築しますので、福島地づくり調整について聞きたいのですが…」


フクシマ…ジヅクリ…チョウセイ?

なんだそれ、聞いたことも見たこともない…


ハッピー「すみません、上のものがいま不在でして、折り返し電話いたしますね」


よくわからないので上司にバトンタッチ。

メモに「○○会社の***さんが福島地づくり調整についてお電話」と書きました。


…にしてもだ。

ここは広島県。福島という地名はないはず…

…あ!そういえば、交換の時「福祉」って言ってたな!福島じゃなくて、福祉なんじゃないかな!

「福祉地づくり調整」

こう書き変え、机の上に置きました。

ちょっと私ったら…「福島」と「福祉」を書き間違えるなんてドジっ子!

しばらくすると上司が席に戻り、メモを見ました。

上司「○○会社の、、福祉地づくり調整???????なんだそれ、聞いたことも見たこともない…全く覚えがない………」

ハッピー「やっぱりうちの課の担当じゃないですよね」

上司「なんなんだろ…ちょっと☆☆課に聞いてみよ」

と上司、☆☆課に電話

上司「もしもし、、、かくかくしかじかで…ですよね、わからないですよね、すみません」

何の成果もあげられなかったよう。

上司「困ったなー。なんのことかさっぱりだよー。とりあえず、○○会社に電話してみる」

上司、相手に電話。

上司「もしもし、○○市役所、××課の上司です。(実際は本名)すみません、もう一度用件を言ってもらってもいいですか?……はい。はいはい。はいはい。……わかりました。うちの担当ではないですね。担当がどこか確認して折り返し電話します。すみません。はい」

どうやらやっぱりうちの担当ではなかったよう。

そりゃそうだ!福祉地づくり調整なんて聞いたことも見たこともないし、絶対うちじゃないと思ってたんだよ!交換に回した人ったら!ちゃんとよく調べてよ!

そう思っていると、上司はガチャリと受話器をおきました。

上司「うちの担当ではないね」

ハッピー「やっぱり」

上司「それにしてもハッピーちゃん…福祉地づくり調整ってwwwww」

ハッピー「え…?」

上司「福祉地づくり調整じゃなくて、『福祉まちづくり条例』だよ!」

ハッピー「エエッ」

〜ちゃらり〜ちゃらりらり〜り〜♪(嘉門達夫鼻から牛乳


福祉まちづくり条例

→フクシマチヅクリジョウレイ

→フクシマ チヅクリ    ジョウレイ

→フクシマ ジヅクリ チョウセイ

→福島地づくり調整

→福祉地づくり調整


私………

やっっっば!!!!!!!

何一つあってないやんけ!

てか福祉まちづくりから福島地づくりになるってどゆこと!

福島→福祉になった時点でそのマは地づくりにつくって考えろや!いや地づくりじゃなくてチヅクリだけどさ!

それだけじゃない!条例が調整になったのもどうなってるのという話だよ!!!!

どうりで聞いたことのない言葉だと思ったよ!この!バカチンが!!!!

…こんな具合で私の耳と連想は少しおかしいのです。


高校の入学したての頃、友達に名前を聞いた時も…

ハッピー「名前何?」

友達「ゴリラ」

ハッピー(そんなはずない)「名前は?」

友達「だからゴリラって」

ハッピー(マジでゴリラなのか…)「ゴリラちゃん?」

友達「は????????????」

となったこともあったし…(正解はノリナちゃん)

その友達はしばらくあだ名がゴリラになってしまって本当に申し訳なく思っています…

まぁそれほどに私の耳と連想が腐ってることがよくよくわかってしまいましたね…


上司「伝言ゲームだめだめじゃないか…」

ハッピー「'`,、('∀`) '`,、」

上司「自信満々に福祉地づくり調整って漢字で書いてるけど全然合ってないしww」

ハッピー「'`,、('∀`) '`,、」


まさにその通り。

皆さんも、聞き間違えには注意してくださいね。私ももっと成長できるよう頑張ります!


それでは、さようなら。


狸と上司と私

こんにちは、タカハッピーです。

突然ですが、「信楽」といえば皆さん何を思い浮かべますか?

やはり、、、、焼き物ですよね。

私は信楽といえば、お腹がぷっくり出て酒瓶を持ってる狸の焼き物を思い浮かべます。

それは職場の人も同じでした。

上司「信楽焼の狸、いいよな。私あれすごく欲しいんだよ〜」

ぬぬっ。ほ、欲しい…欲しいのか…

私の上司はとても狸が大好き。名刺にも信楽焼きの狸の画像をつけており、机の上には信楽焼きの狸のミニフィギュアが大量に飾ってあります。

私は入庁したてのころ、「上司さん!狸好きなんですか?なんか禍々しいですね!」と思わず失言してしまったほど、狸愛(信楽焼きの)に満ちているのです。

(ちなみに禍々しいと言ったあと『あ"ぁ?』と言われてしまったけれどたぶん許してくれたはず。たぶん。)


上司「私、2メートルくらいの信楽焼きの狸が欲しくてさ〜」

先輩「に、にめーとる」

ハッピー(そんなデカイ狸買ってどうするんだろう…)

先輩「値段はいくらするんですか?」

上司「60万くらいなんだけど」

ハッピー&先輩「¥600000…?!」

60万の、2メートルの狸?!?!

何がいいのかさっぱりわからん!!!

そんなもの家に置いてなんになるのって話ですし、馬鹿高いし、メリットあるんですか?!という感想しかわかない…

ハッピー「クラリネットが2本買えますね…」

上司「え!クラリネット高っ」

いやいやいや。

狸の方が高いですから〜残念っ!!!(古すぎる)

上司「クラリネットなんてあんな細い楽器のくせに30万もすんの?高すぎる」

ハッピー「いやいやいや、クラリネットは実用性があるけど狸は何にもないじゃないですか、それでいて60万はやばすぎる」

上司「ハッピーちゃん、私の奥さんと同じ考え方するね…私の奥さんも狸の置物いらないっていうんだよ」

…そりゃそうでしょうね。

2メートル超えの狸が家にいるなんて怖すぎるし、値段も怖すぎるし、いいことなんてたぶんない…

上司「私の奥さん、家を建てたら2メートル狸買ってもいいよって言ってくれたから、めちゃくちゃ楽しみにして家建てたけど、結局難癖つけられて買うのを許可してくれなかったんだよ…」

ハッピー(そりゃそうでしょうね)

上司「で、折衷案として狸の傘立てを買ったんだ…穴に傘を入れて使ってるんだけど…私はそれで納得してない。2メートル狸がほしい」

…なぜそんなに2メートル狸にこだわるのだろう。

確かに何かに執着する気持ちはわからなくもはないです。私は山口県では希少価値のカープファンであり、「弱いのに何がいいの?」とよく言われたものです。

それを考慮しても…何がいいの…?と口が動いてしまいます。

上司「考えてみて。クラリネットは毎回手入れしないと錆びるし、使い物にならなくなるけど、狸はそんな手入れしなくても立派だし、そこにあるだけで壮観だよ」

ハッピー「まぁ確かにクラリネットは手入れ大変とは思いますが…」

上司「しかも、狸は300年もつんだよ?300年で60万。こんなに安いことはない!」

先輩「300年…すごいです!」

ハッピー「すごいかもしれませんが……300年って…もう私たち死んでて意味ないのでは………」

先輩「確かに…(小声)」

子孫に「狸だよ」と置物を相続するとして。絶対「え、、なにこれ」となるのは間違いないでしょう……

ハッピー「私は…クラリネットの方が実用性があっていいと思います…」

上司「うぅん…」

例え300年もち、置いてあるだけで壮観だとしても…

いらんだろそんなもの!(大声)

上司「実用性がないって言うけど、実用性あるのもあるんだよ?酒瓶の中に実際に酒を入れられるのもあるし、背中の穴に物も入れられたりするんだ」

先輩「へぇ〜…」

上司「私は今それで奥さんを口説いてる…何がなんでも2メートル狸が欲しいから…実用性もあると言ってるんだけどね」

いやいや。

例え物が穴から入れられても、酒が入れられても…

いらんだろそんなもの!(二度目)

先輩「小さいのだったらいいんじゃないですか?小さな狸」

上司「うちの奥さんも最初はそう言ってたんだよ。小さいのならいいって。だから私集めてたんだ。でも少し多くなったらダメって言い出して…」

ハッピー「何体あるんですか?」

上司「そんなないよ…えっと(指を折って数え出す)…20体くらいかな?」

ハッピー「多!!!!」

多すぎる!2〜3体部屋に飾るとかならわかるけど…20体も狸を飾るってどうなってるんだ!!!

上司「多くないよ〜小さいし」

ハッピー(この狸の何がそんなに上司さんを惹きつけてるんだ…?)

上司「ハッピーちゃんは私の狸に理解してくれそうにないね…」

ハッピー「'`,、('∀`) '`,、」

狸と上司と私。みんな違ってみんないい。と思いたいですが…


2メートル狸欲しさやミニ狸収集の良さは一生かかっても理解できない気がします…


信楽焼き狸を買うくらいなら、もっと他のものに金使いたいです…


というのが私の感想ですが、皆さんはどうでしょうか。

「2メートル狸自分も欲しい!」「ミニ狸自分も集めてる!」という方は教えてください。上司さんに伝えますので…笑

それでは、さようなら。


自粛を解禁

そう、私はずっとこの時を待ってました。

23:58…あと2分で7月1日…

そう…あと2分で…

7月………


〜〜〜〜〜〜〜


こんにちは、タカハッピーです。

私は普段、家事をしながら音楽を聴きます。

SEKAI NO OWARI倉橋ヨエコゲスの極み乙女King Gnu、ヨルシカ、イトヲカシ、ボカロ…

そして…

Official髭男dism」

藤原聡さんの透き通る歌声、ポップかつ美しいメロディ、繊細な歌詞…

そう、初めてヒゲダンに出会ったのは大学4年の頃。

母がある日こう言ったのです。

「ラジオですごく綺麗な歌声が流れてていいなって思った。確か…ヒゲダンス!」

いやそれは志村けんな。

と、今ならこうツッコミますが、その時はヒゲダンのことをほとんど知ってなかったので、「ヒゲダンス…あれかな、確か今売れてる髭男みたいな名前のグループかなぁ」と漠然と思ったのです。

なんとなくそのあとも心に引っかかり、Apple Musicで「髭男」で検索。すると「Official髭男dism」がヒット。

おお!これが母の言ってたヒゲダンスか。聞いてみるぞ…

そこでPretenderをなんとなく流しました。


もっと違う設定で もっと違う関係で

出会える世界線 選べたらよかった。

もっと違う性格で もっと違う価値観で

愛を伝えられたらいいな

そう願っても無駄だから

グッバイ


……いい。

めちゃくちゃいい。

語彙力皆無なので、「いい」としか言えませんが、この歌詞が、メロディが、歌声が、グッときたのです。

そのほかもたくさん聞いてみました。「宿命」「115万キロのフィルム」「What's Going  On?」「Second LINE」……

どれも私の心に染みていき、うっとりしました。こんな素晴らしい音楽があるんだ…ヒゲダンに出会えてよかった…と。嫌なことがあってもヒゲダンを聴くと、自然と前向きな気持ちになれました。どんな時にもヒゲダンの歌は私のそばに寄り添ってくれたのです。

そうして私は大学を卒業し、社会人になりました。

先ほども言いましたが、私は音楽を聴きながら家事をします。学生の頃は音楽を聴きながら勉強していたので、とにかく耳に自分の好きなものを詰め込みたくなるのでしょう。

私はほぼ毎日ヒゲダンを流し、家事をしました。仕事で失敗した日も、上司に怒られた日も、ヒゲダンを聴きながら料理を作り、皿を洗いました。そうすることで「もう今日は何もしたくない」という思いから「いや、家事をしよう!生きるために!」と行動に移せていたのです。

しかし、毎日ヒゲダンに浸かる中で、ふとこう思ったのです。


私はヒゲダンが好きだ。ファンクラブに入ってるわけでも、CDを買ったわけでもないが、毎日Apple Musicを開いて聴いている。にわかファンだけど、きっと藤原聡さんは「掴みはそれで万事OK!」と言ってくれるだろうし、これからもどんどん聴いていきたいと思う。


しかし、だ。


このままずっと聴き続けたら、ヒゲダンのこと、嫌になってしまうんじゃないか?


そう思ったのです。

私は好きな歌や気に入ったものがあると、そればかりを繰り返し聴き、飽きて嫌になるまで永遠に聴いてしまうです。


それで(一時的ではあるけど)苦手になった歌

・ハウトゥー世界征服

・有頂天

・RED

・カゲロウデイズ

・不死鳥 

・夜な夜な夜な


どれも好きすぎるあまり、そればかりを一日中ぶっ続けで聞いたりしたために「もういい、お腹いっぱいです」となったのです。


大好きなヒゲダンに飽きる。


私はそのことを次第に恐れるようになります。

好きという思いが飽きに変わるのはいいことではないだろう。私はヒゲダンのこと、これからも、ずっと、永遠に好きでいたい。絶対に飽きたくない。


そうして、一つのルールを自分で作り上げました。


「6月、一ヶ月ヒゲダン禁止」


何があっても、絶対にヒゲダンは聞かない。

そう決めたのです。


6月初めは他のアーティストの曲を聴きまくって気持ちを紛らわせていました。今まで聞いたことのなかった曲も聞いたりして、家事をおこなっていました。


しかし。段々と禁断症状が出てくるのです。

ヒゲダン、ヒゲダンが聞きたい。綺麗とは傷跡がないことじゃない、傷さえ愛しいという奇跡だとさとっちゃん(vocalの藤原聡さん)は言ってるし、飽きたとしてもその傷跡を愛しく思えばいいじゃないか、あの音楽を、歌を、今ちょっとだけ聞いてみようか、いや、だめ、だめだめ、私ったら意志が弱い、さとっちゃんの言う傷跡は「飽き」ではない!!!!


ヒゲダンのない日々は、ライスのないカレーでした。そこにあるだけで毎日が華やかになる。ないと、日々がただ酷に感じ、喉が焼ける。

仕事をしていてもヒゲダンのことを考えてしまい、先輩にも相談しました。

ハッピー「○○さん、私、今ヒゲダン自粛してるんです。毎日聴きたくて聴きたくて…でも聴いたらだめだから辛くて…」

先輩「…別に聴いたらいいんじゃないでしょうか………」

たしかに。


いやまぁそれはごもっともだし、私のやってることは側からみるとアホすぎて笑いが止まらないだろう!でも!これを乗り越えられたら!私は!ヒゲダンをもっと愛せる!!


6月がすぎるのをただ願い、毎日カレンダーに印をつけました。あと、10日で7月、あと9日で7月、あと………

そうしてやってきた

「6月30日」

その日私はそわそわしてました。ずっと願っていた7月がもうそこに。

本当に長い月日だった。祝日のない6月が終わると喜ぶ友達がいる中、私はヒゲダンのない日々が終わることを喜んでいました。グッバイ。6月と私は相思相愛じゃない、疑う余地もなく愛はない。そう。今日が終わればもう……

仕事終わり、カープの試合が中止になったので録画していたお笑い番組を見ながらご飯を食べ、皿を洗い、風呂に入り…

ベットへ。イヤホンをつけ、7月1日になるのを待ちました。


あと2分で、7月1日…

あと2分…

1分…


10、9、8、7、6、5、4、3、2、1…


0


0:00の時計を見た瞬間、私は「Official髭男dism」をタップし、Pretenderを流しました。


グッバイ

君の運命の人は僕じゃない


さよならを告げられてるのに、それはまるで運命の人と会ったかのように、心を鷲掴みにされたのです。体中の血がドクドクと熱くなり、頬が赤くなっていきました。


透明感溢れる歌声が私の中を駆け巡り、今まで溜まってたイライラのようなものも溶けてなくなっていったように思えたのです。


ああ、おかえり、ヒゲダン。

やっぱりヒゲダンが大好きだ。

そばにいなくなって、本当にそう思った。


私は喜びのあまり、その日エアコンを消し忘れ、そのまま眠りにつきました。


次の日、私は役所で先輩に真っ先に報告しました。


ハッピー「○○さん!ついに7月です!私、ヒゲダンが聴けるようになりました!」


先輩「ええ、どういうこと…あ、そういえば自粛してましたね」


ハッピー「もう一ヶ月ぶりに聞けて本当に嬉しいです!よかった、本当に長い月日でした」


先輩「いやまぁ別に聞いてよかったのでは…」


まぁそうなんですけど。

でも、これを乗り越えられたから私はこれからももっとヒゲダンを愛せそうです。

ヒゲダンをオアシスとして、私は家事をし、明日の仕事を頑張っていきます。

現実ばかりに縛られなくてもいいんだよと思いながらやっていきます。

皆さんも、日々お疲れでしょうが、音楽を聴いて頑張ってください。

そう、イヤフォンつけたら一人じゃないから。

………。


それでは、さようなら。



知能線

こんにちは、タカハッピーです。

先日、仕事をしているとこんなことで話題になりました。

「○○さん、手相見せて〜。感情線があるね」

「えーっ、それってどんな意味があるのですか?」

「それはね…」

なんだか手相のことで盛り上がっているよう。

私は正直手相はそんなに信じてませんが、母がめちゃくちゃ手相に興味を持っていたので、とりあえず左手の生命線が長ければ長いほど長生きする、ということは知っています。

母は相変わらず占い大好き人間なので、手相に金のペンで上から何度も描いて、生命線を長くしようとしたりしていました。当時は「へー、ペンで描いたら長生きすんのか」と思っていましたが、今では「ペンごときで寿命が左右されるわけないだろ…」という感じですよ。全く。何してんだ母…

そんな感じで手相は信じていなくとも、話題には乗りたいタカハッピー。

「上司Aさん!私の手相も見てください!」

私は左手を突き出し、上司の輪の中に入りました。

上司A「…どれどれ…ハッピーちゃん生命線なっが!!!」

ハッピー「え、これ長いんですか」

上司A「長いよ!手首まであるじゃん!」

ハッピー「ヒエ。知らなかった…」

まさかの。生命線の長さを把握してない私。さっき生命線くらいはわかると言いましたがわかってなかった様。

興味ないにもほどがある…

上司A「そしてハッピーちゃん知能線がないね…」

ハッピー「エッ」

ち、、、ち、、、

知能線がないだトォ!!!

なんだそれ、俺よっぽど馬鹿ということか…?いやまぁ馬鹿だけど全く知能がないわけではないぞ!知能線がないってどういうことだよ!ひどい!ひどすぎる!いやまぁひどいのは上司Aさんではなく私の手相なのだけれども!

上司A「知能線がないのは馬鹿というわけじゃなくて、あまり深く考えず、楽観的に行動するということだよ」

ハッピー「エッ」

上司「くよくよせず、突発的に動くということだよ」

ハッピー「」

あまり深く考えず、楽観的に行動…?

実は私、こう見えて…

めちゃくちゃ悲観的です…

高校も大学もメンヘラとして名がとおっており、ちょっとしたことで「どうしてこんなことしてしまったんだろう」「私はもうダメだ…」とどうしようもないことを割と考え込んでしまう方です。

今でも忘れられないのは、大学2年の時。

サークルの先輩の送別会をしている時でした。

先輩「俺、今回一人一冊本を送る。ほら、誕生日何もしてあげられなかったし、プレゼント。どれも読んだことあるし、みんなのためになることを願って送るよ」

なんと、先輩が本を一冊プレゼントしてくれることに。すごく素敵なサプライズに笑みがこぼれました。

ハッピー(ワァァイ、私本大好きだから嬉しいな。小説かな?自己啓発本かな?なんであれ楽しみだな)

先輩「はい、これハッピーの」

ハッピー「ありがとうございます!なんだろなんだろ…ん!!!」


そこで先輩が送ってくれたもの。

永遠の詩02 茨木のり子

永遠の詩02 茨木のり子

帯には「心が沈んだ時元気になれる」とありました。

…………。
どんだけメンヘラだと思われてたんだろう…………。
いやまぁメンヘラではあるけども…
詩集が嫌だとかそういうことではなく、ほかの人が小説や自己啓発本をもらう中、一人だけ元気になれる詩集だったので、よほど精神が弱い者だと思われていたのだと思います。まぁ事実ではありますが。

なので、「楽観的」と言われると「んんん…私って楽観的…なのか?」と疑問に思うわけです。
悲観的でくよくよする。割と優柔不断なのが私のような気がするので…

上司A「まぁ悪く言えば短絡的で思慮が浅い。よく言えば、くよくよせずすぐにパパッと決められるってことだよ。当たってるなぁ」
ハッピー「…当たってるんですか?」
上司A「まんまじゃないか」
ハッピー「…」
そ、そうなのか?私が気づいてないだけで実はあまり深く考えず楽観的でパパッと決められるのかもしれない。
その方が確かに生きやすくはあるし、楽しそうではある。
でもメンヘラなのはメンヘラなんだよな…じゃないと元気が出る詩集なんかもらえないわけで。
私は若干納得しないまま、手相の話題は終了しました。
次の日
上司A「ハッピーちゃん、自治会の○○さんが書類無くしたみたいだから、新たにもらえないかという問い合わせだよ」
ハッピー「はぁい」
電話対応をし、そのまま私たちが車に乗って○○さんに書類を届ける旨を伝えました。
上司A「書類郵送の準備しんちゃい」
ハッピー「エッ。すみません、直接届けると言ってしまいました」
上司A「おおっ。じゃあ運転するかー」
私はまだ研修の立場なので運転はできません。上司に運転してもらわないと車に乗れないのです。
乗せてもらうことに。
車に乗り込み、いざ出発〜
上司A「ところでどのへんにその人の家があるかわかってる?」
ハッピー「紙に住所はあります」
上司A「いや俺住所言われてもわからんがなwwwwwだいたいどのへん?」
ハッピー「…わかりません」
上司A「えええwwwwwあ、スマホ持って来てる?検索したら出せるから…」
ハッピー「スマホ…持って来てないです…」
上司A「おおーい!!!!」
ハッピー、相変わらずポンコツすぎるミス。
上司A「何も考えてないにもほどがあるぞ…」
ハッピー「すみません…」
……私、悲観的ではあるけども。短絡的で思慮が浅いのは事実だな…
やっぱり知能線がないのは私の性格をよく表してるのかもしれない…
突発的に行動してるわけだし、やはり何も考えず生きてるのかもしれない…
はは…はははは'`,、('∀`) '`,、
私ったらメンヘラで短絡的な人間か…
なんてパワーワードなんだ(自分で言う)
これからも浅はかな行動をしないよう気をつけていきます。
皆さんはどうか手相に知能線がありますように。
それでは、さようなら。

ステラーちゃん

こんにちは、タカハッピーです。

先日、仕事をしているとふと上司にこう言われました。

「ハッピーちゃん、ステラーカイギュウっぽい」

……?

「ステラーカイギュウってなんですか?」

「知らない?絶滅した生き物なんだけど、とても仲間思いの生き物なんだよ」

……!

「知ってます!仲間思いゆえに死んだ生き物ですよね!」

そう。ステラーカイギュウは7メートルを超える大きさであり、美味であるうえ皮もつかえるため、とても乱獲され絶滅した生き物。

一匹が攻撃されると、仲間がそれを助けようと周りを囲むため、人間に一網打尽に攻撃され絶滅したという…

テレビでやっていたので存在は知ってましたが、、、ステラーカイギュウっぽいってどういうこと…

上司「何も知らなーい、たのしーとプカプカ海に浮かんで、悪い奴らに攻撃されてそう」

ハッピー「…それはたしかにそんな感じしますね…」

上司「人間にやられるぞ、絶滅しちゃうぞ」

ハッピー「絶滅しません!!!攻撃もされません!!」

上司「ふふっ」

ボケーっと海にプカプカ浮かんで攻撃され、攻撃されてる仲間を何も考えず助けに行こうとして一網打尽にされる。

…確かに少し私っぽいけども。いやいや、だからといって絶滅はしないぜ。

そんなことを思っていたある日。

ハッピー(仕事仕事〜そういえばあの書類の締め切りいつだったっけ〜確認しとこ〜…………え!この書類今日までじゃん!しかも回覧後上司に回せってメモ書きしてるのに回すの忘れてた…ヤバすヤバす…どうしよう…)

まさかの上司に渡すのを忘れ、締め切り本日の崖っぷち状態。

ハッピー「○○さん(上司の名前)…これ今日までの締め切りなの忘れてました…これ…どうしたらいいですか…」

上司「…あのねハッピーちゃん。これ、俺に回すように書いてるよね。忘れてたの?」

ハッピー「はい…」

上司「結論から言うと一応その書類には手をつけてるから大丈夫だけどね。でも、ちゃんと書類の締め切りは確認しなきゃダメだよ。こんなにたくさん溜めてどうするつもりだったの?」

ハッピー「すみません…」

上司「やっぱりステラーカイギュウじゃないか。絶滅しちゃうよ?」

なんと。

ここでも出てくるステラーカイギュウ。

ハッピー「絶滅しません!」

上司「ふっwいいのか?今日からステラーちゃんって呼んじゃうぞ。ステラーちゃん」

ハッピー「…!」

なんと。お気に入りのあだ名「ハッピーちゃん」改め「ステラーちゃん」になるという。

そ、そんなの嫌だ!私はハッピーと呼ばれ早7年、愛着のある素敵なあだ名であったのに、仕事でミスすることから「ステラーちゃん」になるだなんて、嫌に決まってる!

ハッピー「違います!!私は!!ハッピーちゃんです!!!」

迫力のある顔つきでそう言い放つ私。

きょとんとする上司。

上司「『私は!!ハッピーちゃんです!!』って……自分で言うか…wwww」


repeat

『私は!!ハッピーちゃんです!!』

………。


恥ずかしっ!!!!


私はハッピーちゃんって自分で言ってますやん、そんな奴いる?いないな…

自分で言っといてあれだが、痛すぎる……いたたたた…

やっぱり言動がステラーカイギュウなのかもしれない…

だからといってあだ名は「ステラーちゃん」ではなく「ハッピーちゃん」のままを望むけれども…

わたくしタカハッピーはこれからも絶滅しないように日々仕事に取り組んでいきます。ステラーカイギュウにならないように頑張ります…

皆さんも応援よろしくお願いします。

それでは、さようなら。

父と母

こんにちは、タカハッピーです。

今日は両親が実家山口から私が1人で暮らしている家へと来てくれました。

というのも、ニトリで買った姿見とパーテーションが新生活を始めた4/6に届かず、5月ごろにやっと届きました。しかし、届いたのは実家であり、私の住む家ではありません。両親は私の家へと届けてくれようとしたのですが、何せこのご時世。自粛生活の中県外へいくのは憚れますし、かといって宅配便で出すには大きすぎたよう。

なので家具が足りない状態で長いこと暮らしてきたという。笑

母「そろそろ持っていきたいなぁ。コロナおさまってきたし」

と言われても…

正直なくても生活できることがわかったからそんなに必要はないかも…

母「必要ないかもしれんけど実家に置いてても邪魔だから届けるから!」

まぁそうですよね'`,、('∀`) '`,、

そんな会話をしていたわけです。

そんなある日。

母「土曜日ハッピーちゃんの家に行くから」

ハッピー「?!」

その日の曜日、木曜日。

二日前に突然家行く宣言。

ハッピー「マジで言っ天皇?!」

母「うん。ニトリの家具届けに行くから」

ヒエエエエ

家掃除しなきゃだー

行動力がめちゃくちゃある、さすが私の母という感じではありますが…もっと早く教えて欲しかったぜ…

そんなことを思いながらも…

土曜日

ハッピー「……むにゃむにゃ…んん、今10:50?!?!やば!両親くるやん!」

大寝坊。

なぜ寝坊したのか。

その原因、まさにこのブログです!笑

ハッピー(ブログ書きたい…ブログ…俺はブログが…書きたい…)

ブログを放置し三ヶ月、積もりに積もったブログ欲(?)が溢れ出て、気がついたらスマホを手にしてひたすら執筆。仕事のこと、卒業式のこと、コロナのこと…。一度執筆すると2時間近くかかるので、金曜の就寝時間はなんと「1:50」

ロングスリーパーの私にとってそれはもう徹夜といってもおかしくない時間でした。

次の日に両親が来ようがブログが書きたければそちらを優先。まさに行動力の化身タカハッピー、、、ん?行動力というか本能に従ってるだけな気がすry

母「今ね、実家(母の広島の実家)から出たばかり!K駅周辺まで行くね〜」

母からLINEがきました。

ハッピー(ん?今広島出たばかりなら…まだまだかかるやん。寝よ)

ハッピー、二度寝。そして爆睡。

いや、眠かったんです。両親がこれから来ようが私は寝たい時に寝る。そう、行動力の化身タカハッピーだから……????いや行動力ではないなこれこそ…これこそ本能に従ってry

それはさておき、スヤスヤと眠っていると、ピコンとLINEが。

なんだよとノロノロ起きてスマホを覗くと…

「K駅らへん!12:15ごろ着く!」

ダイマ Kエキ

12:15ニ ツク


イマ ナンジ…


ダイマ 11:55

 アト 20フン 

………。

ヒエエエエエエ!!!!!

むりむりむりむりあと20分?!?!掃除もしてないし服もパジャマだしヤバすぎるヒエエエエ!

机の上のものを適当に片付け、フルグラとヨーグルトを牛乳で流し込み、服に着替えました。家族だから化粧はいいだろ、皿もあとで洗おうとあたふたしてると…

ピンポーン

?!?もう来たの?!?!

早すぎる!!!!

ハッピー「はーい」

母「あけてー」

鍵を開けるとそこには母が…

母「お父さんこれから家具運んでくるから降りるわよ」

共に階段を降りて家具を運び…

母「ちょっとお茶にしましょ。コーヒー作ってる?」

ハッピー「いや作ってないけど」

母「もう!LINEでコーヒーの用意してって言ったのに」

いやそんなこと言われても私は寝ることに忙しかったので…

なんて言えるはずもなく。

ハッピー「ごめんごめん!これから用意する!」

インスタントのコーヒーを作り、、

両親とティータイム!笑

父「それにしても、お前意外と部屋綺麗にしてるじゃないか」

突然父に褒められ、私は顔を赤らめ照れ笑い。

母「いやそりゃ木曜日に来るって言ったから」

父「そりゃそうか。掃除するか。普段は汚いけど今は取り繕ってるのか」

おい!なんてこというんだ!

二日前に唐突に行くって言われたんだぞ!

しかも私はブログと寝ることに忙しくて大掃除はしてないぞ!普段からちょこちょこしてるんだぞ!

そう!私の家はいつでも艶やかに綺麗なの!

…まぁ実家の部屋は汚いうえに掃除得意じゃないので否定はせず笑ってましたが…笑

母「ところであんた、スリッパ履いてないの?」

ハッピー「うん。靴下履いてるからいーやって」

母「!!!床掃除してるの?」

ハッピー「掃除機はかけてるけど…」

母「そうじゃなくて雑巾掛けとかしてるの?してないでしょ?」

ハッピー「」

母「毎日スリッパ履きなさい!」

んなこと言われてもだな…

母「ほら見て!お父さん履いてたから!マットのそばに今置いてお茶してるけど!」

そう言われ、マットのそばを見てみると…

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……。

……んん?

なんか左右柄ちがくね…?

本来はこのようなセットです。

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やっぱり、間違えてる…。

ハッピー「…柄ちがくね?」

母「あら……本当…お父さん…そのスリッパどうしたの…」

父「ん?あるのをとっただけだぞ」

母「柄間違えてるわよ…」

父「………ち、ちが…こ、これはそういうオシャレなんだよオシャレ!互い違いにして使うのさ!」

何言ってんだあんた。

さすが私の父というべきか…ボケボケ家族ここにありというか…

家族とお茶したあとは家具を組み立てました。

父「姿見どこにおく?テレビ台の隣はどうかどうかな?」

テレビ台の隣に姿見を設置。

しかし…

ハッピー「…これテレビ見るたびに自分の姿見えるの、なんかいやだ…」

父「確かに…」

ハッピー「アクセサリー置き場の隣に置きたいかも」

父「そうだな。それがいい」

父と話し合い、アクセサリー置き場の隣に設置。

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いい感じ〜!

これで朝自分の姿を見て確認できる!何回かスカートを前後ろ反対にして履いてたからこれがあればそんなこともなくなry

…スカートを前後ろ反対に履くのはよくあることですよね、、、いやないって?でも"私にとっては"よくあるので…

ポケットの中にペンを入れようとしたらポケットの位置が違っててそこで初めて気づくということがもうすでに2、3回やってるんですよね…

ま、これでそんなこともレアケースになることでしょう!いえい!

満足げに父と姿見を見ていると、別の場所でパーテーションのセットをしていた母がやってきて「ええ!」とびっくり顔

母「なんでこんなところに置いてるの!寝てる姿が映るじゃない!」

父「別にいいだろ映っても」

母「よくないわよ!寝てる姿が映るのはダメなの!テレビ台の横に置きなさいよ!」

ハッピー「いやでもテレビ見るたび自分の姿が見えるの嫌じゃん」

母「ええ!寝てる姿が映る方がよくないわよ!せめて布かけて隠しなさいよ!」

父&ハッピー(でたよ謎ルール…)

母はめちゃくちゃに風水とかを信じています。西の方角には何をおくのか等を本を読んで研究しているのです。

そんなもの気にも留めない私と父からすると母のその風水を信じる姿が不思議でなりません。

トイレのカバーやスリッパを決める時も少し揉めました。

母「あんたトイレのマットとスリッパどんなのにした?」

ハッピー「んー、水色の無地のやつ」

母「水色?!?!?!トイレに水色のもの持ってきたらダメよ!!不幸になるわよ!他の色にしなさいよ!!」

ハッピー「もう頼んだし、別にいいやろ」

母「よくないわよ!なんでよりによって水色…!あんたが不幸になっても知らないわよ…!」

ハッピー「…」

色にも口煩くて、なんでそんなにも風水を信じるのか…不思議でたまりません。

そして私は水色のトイレカバーとスリッパを使ってますが、今のところ毎日幸せです。

というかトイレのカバーとスリッパの色で人生左右されたくありません。私は壮大な人生を送りたいので、色ごときに影響されてたまるかという話ですよ。全く。

話を戻します。

父「ま、大丈夫だろ。ベットに寝てみろ。角度的に自分の姿見えないから」

ハッピー「本当だ。見えない。大丈夫大丈夫」

母「そういう問題じゃないのに!」

母はぶりぶり怒ってましたが、姿見の場所はアクセサリー置き場の横に決定。

そのあと、パーテーションの設置を皆でやり、終わった後はマスクをつけてスーパーに行きました。生活用品を何個か買ってもらいました。

ありがたいことです。

父「じゃあ帰るから。元気でな」

母「またね。山口にも帰ってくるのよ」

両親はそう言って帰っていきました。

突然こられてビックリしましたし、私の行動力…いや本能のままに動く性格のせいでバタバタしましたが、やっぱり別れた後は少し寂しいです。

今度は妹たちも遊びに来てほしいなぁ…たぶん「ハッピーちゃんの家?行くわけない」と来てくれないと思うけど…それでも一応実家帰った時にでも「おいで」って言ってみようかな。

一人、部屋の中でそんなふうに思いました。

皆さんは実家で家族と暮らしてますか?それとも一人暮らしですか?どちにしろ、家族っていいなと思えるといいですよね。

それでは、さようなら。