幸せなら手を叩こう

思ったことを徒然なるままに

今ハマってるもの

こんにちは、タカハッピーです。

私はいま、すっごくハマってるものがあります。

 

何かというと……

 

ボードゲームカフェ」です!!

通称ボドゲカフェ。ボドゲって、買うとどうしても場所取るし、4〜5回遊んだら違うのもしたくなるじゃないですか。

ボドゲカフェでは部屋中にたくさんあるボドゲから好きなのを選んで、ボードゲームを楽しむことができる超すごいカフェなんです!

遡ること半年前…

高校の友達と東京で久々に会ったときのことでした。

ボドゲカフェ予約したから、行こう!」

どんな場所なんだろうと嬉々としてついていくと…

すごい!ボドゲだらけじゃないか!

た、楽しい!!!

なんてすごいところなんだ!といたく感激した私は、広島に戻って調べてみると…

「おっ!ボドゲカフェあるやん!」

なんと、東京では飲食持ち込み不可だったのに対し、ここは飲食持ち込み可。な、なんて良心的なんだ!!!

ゲーム仲間の同僚3人誘って行き、大学の友達を誘って行ったりと、そこそこなリピーターとなった私。

ほぼ毎度予約するため電話もしてるし、店員さんにとっても私はかなり印象的だろう。顔パスできたりして。

ある日。有給消化のため、平日にお休みし、広島市内に来た時のこと。

いつものごとく映画を2本見て、ファミレスで小説を執筆し、満足感に浸っていると…

「そうだ、締めにボドゲカフェへ行こう。確か1人で行っても相席できるし!」

コミュ障のインキャで有名な私ですが、ボドゲカフェ中毒なので……

「こんにちはー。相席に来ました!」

どうにかなるやろ精神でボドゲカフェへGO。

「おお、こんにちは。一名様ですか?」

「はい!どなたかいますか?」

「今は誰もいなくて…どうします?相席くるまで、2人でボドゲしましょうか」

ふ、2人でボドゲ、、、

ボドゲって大人数でやった方が楽しそうだよな…。

それにいくらスタッフさんと顔馴染みとはいえ、2人はなんだか恥ずかしいし……

「はい、やりましょう!相席くるといいですね!」

ええ、やることにしましたよ。ボドゲ中毒なので。

スタッフさん「じゃあどのゲームにしようかな…ボドゲはしたことありますか?」

 

………………(╹◡╹)

………………ええ?

 

ハッピー「一応、あります。カタンとかドミニオンとかウィングスパンとか…」

 

スタッフさん「おおー、カタンやったことあるならなんでもできますね。どうしようかなー」 

 

………覚えられて……ない???????

 

え、それ一番恥ずかしいやつ(*´∀`*)

 

何回か行って予約で電話することもあったからてっきり覚えられてると思ってた……ええ、私まじ自意識過剰じゃん………。

 

「2人なんでこれやりましょうか」

おお、面白そう!

絶対に勝ってみせる!とはりきりましたが…

「僕の勝ちですね」

まぁボドゲのプロに勝てるわけなどなく笑笑

「他のゲームもしましょうか」

「はい!」

次は何にしようかな…と思っている時でした。

「ちょっと相席誰も来そうにないんで、申し訳ないのでサービスでジュースを差し上げます」

……えぇ!!!いいの???

なんて良心的!!!!!

「ありがとうございます!」

「何がいいですか?」

「(カフェインないのがいいから)リンゴジュースで!」

「はい、了解です」

そうすると、スタッフさんはリンゴジュースを渡してくれました。

〜私の想像していたリンゴジュース〜

〜実際のリンゴジュース〜

ハッピー「これ……リンゴ………ジュース????」

スタッフさん「リンゴジュースですけど」

いやそうなんだけど、こんなリンゴジュースあんまり見たことないから疑問系になってしまった……。

スタッフさん「では、パンデミックというゲームをやりましょう」

おお、面白そう!

スタッフさん「ざっくり言うと、ウイルスがどんどん広まっていって、我々人類はそれを阻止するべくワクチンを作るというゲームです。対戦ではなく、協力ゲームですね」

なんと!協力!

スタッフさんに手加減されても勝てるわけがないので、協力ゲームなら負け惜しみをこの記事に書くことはなさそう!

それにスタッフさんの導き通りにゲーム進めたら我々人類はちゃんとワクチンを作ることができ、ウイルスに勝てるはずだ。

スタッフさん「僕はあんまりこうしてとか指示しないんで、ハッピーさんの思うままに進めてください」

エッ……。

人類、ピンチ………。

ハッピー「ヨーロッパにウイルスが蔓延してるからここを治療して、あそこに基地を建てて…」

初見なりに頑張りました。全ては、人類がウイルスの脅威に勝利するため。

ハッピー「最後のワクチン、、、と!」

スタッフ「やりましたね!!人類の勝利ですよ!!!」

よ、よかった……!

初見だけどクリアできた……!

我々はウイルスに侵された世界を元に戻し、安寧の地を手に入れたのだった……

ハッピー「もう一度やりましょう」

ああ人類はまたウイルスに世界を侵されるのだった……

いや、楽しかったのでね笑

難易度をワンランク上げましたが、これもちゃんとクリアできました!

「他のゲームもしたいです!」

その後も、「宝石のきらめき」「バトルライン」というゲームをし…

「そろそろ帰ろうかな」

3時間も居座ってしまいました!笑笑

「ありがとうございます!」

「こちらこそです!どれもすっごく面白かったですが、『パンデミック』は同僚や友達とやりたいくらい面白かったです!」

「なるほどー。でも、パンデミックはどうしても、経験者と初見の人が一緒にすると、経験者の人が指示をして、ただその通りにやるだけのゲームになってしまうんです」

「……!」

「僕がほとんど指示せず、ハッピーさんの思うようにさせたのは、それなんです。だって、ただ指示に従うなんて面白くないでしょう?」

な、なんと!!

その時は「人類、ピンチ……」としか思えなかったけど、そういう事だったのか!

なんとボードゲームに対し愛情の深い方なんでしょう。みんなに楽しんでもらう、エンターテイメント精神が抜群すぎる。

こうしてまた、私はボドゲ沼へとハマっていくわけですな。

「私も、同僚や友達とする時は、指示しないようにします」

「はい!ぜひ、またきて楽しんでください」 

そうして私は家へ帰りました。

すごく楽しい一日でしたね。2人でも十分に楽しかったし、相席でもきっと楽しいと思うから、また空いた時に行きたいですね。

同僚や友達と行くのもめちゃくちゃ楽しいので、このブログを読んでるアナタ!ぜひ、私とボドゲカフェに行きましょう!

 

それでは、さようなら。

セイカクヨクナ〜ル

お久しぶりです。

こんにちは、タカハッピーです。

先日、大阪旅行に行ってまして。なんばグランド花月に行ってお笑いを見ました。

仕事を休んでいたのもあり、同じ係の人にお土産を買おうかなーと劇場の売り場をウロウロしていると……。

んん?なにこれ。

ゼッタイウカルデン配合?

なるほど、薬に模したラムネ菓子か。

中々面白いではないか。

ちょうど妹が国家試験を今年受けるので、これを買おうかな。

他にはどんな薬があるんだろうと見てみると……

おお、いいではないか。

上司はひょうきんな性格で毎日楽しく過ごせるので、たまにはスベるようなことがあってもいいだろうし。仲良しの先輩も新婚でさらに幸せになってほしいからこれを渡そう。

他になにがあるか見てみると…

イカク…ヨクナ〜ル?!

これ、めちゃくちゃいいじゃないか!

わたしの係の先輩…ソウマさんは、とっても優しいのですが、人をイジるのが好きで、上司から「意地悪空手(空手をしてるから)」と呼ばれるくらい、意地悪なお人。

マルクナルナルシンやヤサシ酸が配合されてるとなると、ソウマさんの意地悪な性格も十分に治るに違いない。

ウキウキでお会計。渡すのが楽しみになりました。

私「お母さん見て!係の人にお土産買ったんだけど、こんな感じ!」

母「どれどれ……エエ。セイカクヨクナ〜ルって、それ渡されたら嫌な気分にならないかしら。もらって嬉しくない」

エエ……。

私「でも、ソウマさんは意地悪空手って呼ばれてるくらい意地悪キャラだし…」

母「そうなの。でも、やめたら」

エエ。

そんな、セイカクヨクナ〜ルは気分を害するものなんだろうか。

ジョークグッズだし、私的にはウケるけど、ソウマさんはこれを見たら激怒してしまうだろうか。

だんだん渡すことが不安になってきました。さっかく買ったけどソウマさんには違うものをわたした方が…….。

「いやお土産なんだから、気持ちでしょ。逆にソウマさんだけ違うもの渡した方が気まずいし、それなら買わない方がいいよ」

ともに旅行してた人にもそうアドバイスされ、それもそうか……と他のお土産を買うのは断念。

しかし、その日の夜は不安で一睡……いや旅の疲れで千睡くらいグッスリ眠れたのですが、それでも最後まで渡すのは悩みました。

確かにソウマさんは意地悪。上司は「意地悪空手から借りを作りたくない」と小さな頼み事をしないように心がけているくらい。完全に意地悪キャラを確立させているけど、でも、やっぱり失礼かな……。

次の日。いつも通り遅刻スレスレで出勤し、「昨日は休んですみませんでした」と言い…

「私、お土産で薬を買ってきました」

緊張で手が……一ミリも震えはしませんでしたが、上司に「ヨクスベ〜ル」を渡し、先輩に「シアワセニナ〜ル」を渡しました。

上司「おお、確かに俺は毎日面白いことしか言わないからピッタリだな!」

先輩「ありがとうございますー」

上司「先輩ちゃんは既に幸せなのに必要ないじゃん!その薬!」

なんだか和やかな雰囲気。

「意地悪ソウマさんには、この薬を」

ついにこの時が来た----

心臓がバクバク……することもなく、机の上に「セイカクヨクナ〜ル」を置きました。

ソウマさん「おお!すげー!セイカクヨクナ〜ルって!」

おお!!

反応は悪くなさそう…!

上司「意地悪にはピッタリじゃないか!ソウマには一年分くらい買った方がいいんじゃない?」

上司もニッコニコ。

ソウマさん「成分も面白いね。アクシュモトメールってなにw」

どうやら、お土産譲渡会は成功したらしい。

安堵でホッと息を吐きました。

その日、すぐに母にLINEしました。

私「お土産、みんな喜んでくれた!」

母「よかったね」

私「セイカクヨクナ〜ル渡した時が一番盛り上がった。ソウマさんも喜んでくれた」

母「E市役所は、やはり変わった人が多い。公務員はそんなものか」

私「エエ」

母「私ならば会社に持っていけない」

母は若干呆れた模様…。

昼休み後…

ソウマさん「この薬本当にいいね。もし俺がこういうの売ってたら買いたいくらいいいわ。気に入った」

エーッ

私「そんなに喜んでもらえて嬉しいです!」

やっぱり、わたしのセンスは間違ってなかったよう。母はああ言ってたけど、やはり、いい目をしてるのかもしれない。

ソウマさん「西村くん(隣の係の人)これ見て。ハッピーちゃんが買ってくれた薬なんだけど」

西村さん「おお、なんですか?これ」

ソウマさん「セイカクヨクナ〜ルっていう、性格が良くなる薬」

西村さん「エエ…なんですか、それ。最悪じゃないですか…」

あれ。

やっぱり、センス、よくなかった?w

ソウマさん「上司にはヨクスベ〜ルを渡したみたい」

西村さん「ひ、ひどい……」

……☆〜(ゝ。∂)

母や西村さんからは不評のよう。

私「でも、それだけソウマさんが喜んでくれてよかったです。母からも『それ失礼じゃない』って言われて渡すの少し悩んでたので」

ソウマさん「そうなん」

私「母に喜んでたって言ったら『市役所変わってる人多いね』と言われて」

ソウマさん「…失礼な!w」

市役所の変人代表の私からそう言われて少し不服そうなソウマさん(申し訳ねぇ…)

ソウマさん「まぁでも全然仲良くない人とかからこれもらったら腹立つかもだけど、俺らはちゃんと関係を確立させてるからさ。いいんだよこれで!」

アア…ありがてぇ…

そんな風に言ってもらえてありがたい限りですよ。

いつもポンコツで失敗ばかりして迷惑かけてるのに、優しくしてもらえて嬉しいです、本当に。

ソウマさんはぜんぜん意地悪なんかじゃないですね。

上司「ふぅ、ただいま戻りましたー」

私「お帰りなさい」

上司「痛た…腰が痛い…」

ソウマさん「やっぱ上司さんの普段の行いが良くなくて祟られてるんじゃないですか?」

上司「ちょっとハッピーちゃん!ソウマにぜんぜん薬効いてないけど!!!」

やっぱり…意地悪…かな?w

ソウマさん「この薬、性格がいい人には無効って書いてるんで、やっぱり効かないんだと思います」

上司「いやもうものすごく腹黒くて手の施しようがないんだよ。もう薬じゃだめで点滴して心を手術しないと。吉本ならきっとそういうの売ってくれるだろうし待つしかないな」

待ってても……作らないと思います……(小声)

というお土産話(使い方違う)でした。

今本当に係の環境が良くて毎日が楽しくて仕方ないです。でも、私はきっと来年異動なので、もう後少ししか上司、ソウマさん、先輩と過ごせないのが、本当につらいです。残りの日々を大切に過ごしたいですね。

それでは、さようなら。

 

 

 

ナチスと私とロシア 〜ベルリンは晴れているかを読んで〜

「戦争ものは嫌いだ」
私の友達はそんな風に言っていた。
「人が死んで涙を誘うような展開も、理不尽すぎる世の中の感じも何もかも嫌」
言わんとすることは分かる。私も戦争ものを好んで読むかと聞かれると、そうではない。
でも、「ベルリンは晴れているか」はものすごく引き込まれた。歴史の教科書のようなものではなく、まるで映画を見ているような臨場感、リアルな描写にひどく心を打たれた。

主人公のアウグステは戦中・戦後のドイツを駆け抜けていく。

ナチスドイツによる横暴な統治で、共産主義の思想を持っていた反ナチスの親を殺され、義理の妹も死に、それでもと生き抜く。その後、戦中保護してくれていた地下活動家の旦那が亡くなり、それを彼の甥っ子に伝えるために旅に出る………。

私はナチスユダヤ人を迫害していたことは知っていた。教科書にもそう書かれていたし、アンネ・フランクの伝記もそうつらつらと書かれていたから。

けれど、ユダヤ人やドイツ人関係なしに、共産主義者や障害者も差別され、迫害されていたことは、知らなかった。

アウグステはナチスに親を殺された。自身もナチスが相容れず、ずっと反抗心を持っていた。アメリカに興味を持ち、隠れて英語の勉強を頑張る、いわば時代の流れに逆行していた。

しかし、そんなアウグステにNKVD(ロシアの内務人民委員部)のドブリギンはこんな風に言う。

「あなたも苦しんだのでしょう。しかし、忘れないで頂きたいのは、これはあなた方ドイツ人がはじめた戦争だということです。"善きドイツ人"?"ただの民間人"?関係ありません。まだ『まさかこんな事態になるとは予想しなかった』と言いますか?自分の国が悪に暴走するのを止められなかったのは、あなた方全員の責任です」

アウグステはナチスの一員ではなかった、それどころか迫害されていたのに、だ。

この発言に、彼女は「あれは、私のせいだというのか」とひどく憤りを感じる。


けれど、残念ながらこの考え方は今も変わってないように思う。


今、ウクライナでは戦争が起こっている。20世紀ではなく21世紀の今、戦争は悪だと皆が認識しているにも関わらず、ロシアはウクライナを侵略しようとしている。正直、頭がおかしいと思うし、許せないし、ウクライナのことを思うと胸が痛む。


そんなある日。私の好きな料理系YouTuberのリュウジさんという方がいつも通り料理の動画を上げていた。

「新玉ねぎで鶏をほろほろに煮込む究極のロシア料理」

この動画は炎上した。「ウクライナの人の気持ちを考えろ」「このご時世でロシア料理を作るなんて何事だ」と皆が口々に非難した。


するとリュウジさんはこんなことを言った。

「ロシア料理に罪はない」

彼はただ、いつものように美味しい料理を紹介しようと動画を撮っただけに過ぎなかった。


ハッとした。

当たり前だが、ロシアの文化=ロシア政府ではない。戦争を理由に、文化を淘汰するのは間違っているのだと、気付かされた。


では、人はどうだろうか。

ロシアでは戦争が始まってからプーチン大統領の支持率が80%を超えているらしい。私はこのニュースを見てすぐ、「ロシア国民の大多数が、あの戦争に賛成なのか」とひどく落胆した。しかし、本当にそうだろうか。

ロシアでは今、徹底した言論統制プロパガンダが行われている。戦争反対とデモを行った人は子供大人関係なく逮捕される。学校教育でも思想を植え付け、ニュースもあたかもロシアが正しいのだと主張する。

支持なんてしてないけれど、そう答えると酷い目に会うから仕方なしにそう答えているだけなのかもしれない。自国の偏った情報しか入ってこないから、そう思い込んでいるだけなのかもしれない。

アウグステがヒトラーではなかったように、またロシア人もプーチンではないのだ。


プーチンウクライナにしていることは決して許されない。どんな大義名分があったとしても、それを理由に侵略をしていいわけがない。


でも、ロシア国民が皆戦争を望んでいるわけじゃない。ロシア国民がそれを理由に非難されていいわけではないのだ。


時代は繰り返す、とよく聞くけれど、この考え方は少しずつ変わっていってほしいと思う。そして、戦争などもう起きない世の中になってほしいと願ってやまない。



ハッピーハッピーバースデー

こんにちは、タカハッピーです。

コロナが猛威を奮い、気軽に遊びに行きづらくなってる今日この頃。

本当なら、今週末に私は実家に帰るつもりでした。コロナが重くて叶わず。

ん?なぜ帰省するのって?

それは……

誕生日パーティーをするために!!!(私の)

実は本日、タカハッピーのお誕生日でした。(めでたいね)

朝から高校の友達ワカリンに「おめでとう」LINEをもらったり、親や妹から祝われたり幸せいっぱいのまま出勤しましたが…

まぁ、同僚の方々は私の誕生日なんて知ったことないだろうし、いつも通りの朝か……。

ハッピー「上司さん、今日何の日だと思います?」

いや、自分から聞きました笑笑

祝われたい底意地、強すぎる。

上司「知ってるよ〜、俺もう何日も前から気にしてたんだから。誕生日おめでとう!ハッピーちゃん!」

ありがたいお言葉。感謝です。

なーんて思ってると…。

上司「誕プレも用意してるから!」

エーッ!

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う、嬉しい…!

本当に覚えててくれたんだ!

上司とお食事券なんて粋すぎる。上司の紹介してくれる店はどこも美味しいし、楽しいこと間違いなし。コロナがおさまり次第使いたいですな。

…まぁ私はとっくに二十歳すぎてるので飲酒は厳禁の注意文は意味不明だし、園児じゃないのに「誕生日おめでとう園児ちゃん!!」もよくわからないですけど。上司さん、私は大人ですよ!!!

気分るんるんでテンションも上がり、「そうだ、他の人にも祝われたい!」と思い立った私は…

ハッピー「ねぇ!今日何の日?」

高校の友達にLINE

友達「知らないね」

ハッピー「ヒント!誰かが生まれた日!」

友達「へぇ、倖田來未の誕生日なんだ。倖田來未さんお誕生日おめでとうございまーす」

なんでそうなる。

ハッピー「ちがう!!!」

友達「え、森三中の大島の誕生日だって??」

ハッピー「お前の頭に脳みそつまってないのか」

全く、こんなにわかりやすい言い方でわからない人、いないぞ!

友達「脳みそが詰まってないんじゃなくてお前の誕生日を祝ってやろうという優しさを微塵も持ち合わせていないだけ。勘違いしないでよね」

……ウワーーーン( ;  ; )

ひどい、涙が止まらない( i _ i )

仕方ない、他の人に祝ってもらいましょう。

ハッピー「ねぇ!今日何の日だと思う?」

同期A「ふっwww」

何がおかしいんだ!

同期A「わかった!ドラえもんアンパンマンのハーフの化け物の誕生日!」

……誰がドラえもんアンパンマンのハーフの化け物だって…?????(*_*)

顔が丸くて短足、控えめに言ってデブである私を同期Aは執拗にいじってくるのです。本当に失礼なやつです。いい加減にしてほしい…。

同期A「じゃあ、いじるのやめようか?やっぱり嫌がることはしたくないんよね」

ハッピー「いや、やめなくていいけど…」

同期A「ふっwこのど変態が」

むきーーーー。

ってそれどころじゃない。

ハッピー「今のところ上司しか祝ってくれてなくて」

同期A「そうなん?じゃあプレゼントしてあげるよ」

え!なんだろ!ワクワク。

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セブンでもらったカイロとお菓子のおまけについてたシール。

ハッピー「あ、ありがとう……」

同期A「お返しは酒で」

わらしべ長者になるつもりなんだろうか。

まぁでも気持ちはとっても嬉しい。

同期A「他の同期にも今日誕生日って言って回ったら?きっと貰えるんじゃない?」

それはやっぱり底意地がすぎるというか…。

私もプライドというのが存在しますので…。

そんな失礼なこと….。

ハッピー「やっほー!今日誕生日なんだー」

言いに行きました。ええ。祝われたかったので。

同期B「おめでとう!」

憧れの先輩「ハッピーちゃんが誕生日なの、覚えてたよ!いい意味の日って覚えようとしたら、それは11/13じゃんってなったのを覚えてたから」

なんと…!

う、嬉しい…。

憧れの先輩「ハッピーちゃん、チョコ好き?あげるよ!」

ありがとうございます…(/ _ ; )

係の先輩「今日誕生日なのか!俺からもあげよう!」

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同期Aに「わらしべ長者になるつもりか」と思ったけど私こそわらしべ長者じゃないですか、皆さん本当にありがとうございます(/ _ ; )


憧れの先輩「Bくんはなんかあげないの?」

同期B「何も用意してないので」

まぁ、普通はそうでしょうな。

同期B「仕事終わったらケーキ買って家に行くからさ、待っててくれないかな。同期Cと行くからさ」

な、なんと!!

ハッピー「ケーキ買ってくれるの!」

同期B「うん。何のケーキがいい?」

ハッピー「ショートケーキがいいな!」

同期B「わかった。ホールで買うから」

ホールのショートケーキを独り占めだと!

大人の暴力!罪な味!

るんるんと帰宅し、家を掃除して換気してると…….。

ピンポーン。

「お邪魔しまーす」

同期Bと同期Cが来てくれました!

同期C「ショートケーキさ、すごい探したけど、なかったんよ」

あら、残念。

同期B「代わりに、似たものを買ってきたから」

同期C「しかも、手作りできるタイプのやつ。自分で作って美味しく食べてほしいなって」

おお、知育系のお菓子かしら。

手作りもできて、美味しく食べれるなんて気が利く!センス抜群!

同期B「で、材料がこれ」

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………すっごーい!白いところがまさにショートケーキそっくりだし、いちごみたいに赤いものたちまで!

…じゃあ、ないんよ。

どう考えてこれがショートケーキなんや!

同期C「これに飾り付けて作って」

マジかよ。

まぁ豆腐好きだしいいんだけとさ。

意外と美味しいかもしれないし。

きのこの山を開け、豆腐の上にブスブス刺そうとしたとき、ふと、頭にこんなことがよぎりました。

--私はハッピー。ここはHを形作ったらいいのでは。

周りにサフランを飾って……。

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できた!いかにもハッピーって感じするでしょ♪

同期B「エッチやん…….」

同期C「エッチやな……」

ハッピー「え」

そんなつもりじゃなかったのに…。

ハッピー「もうそうとしか見えんやん、私とんでもないもの作ってるじゃん」

同期B「無自覚のまま作るなんてすごいな」

同期C「周りの肉ももうそんな感じに見えてくるし…」

やめろ!

潜在的に変態だなんて認めないぞ!

同期C「これ、絶対俺らにエッチにしろと言われたやったとか、俺らがこんなふうに用意したとか言うなよ。マジでセクハラじゃん」

も、申し訳ねぇ…。

てことでブログではこういう風に書いたので許してくれ…。(同期は私のブログを読んでいる)

同期B「あれやったらさ、豆腐やし醤油かけたらいいんじゃないかな」

同期B「周りにポッキーさして蝋燭みたいにしてさ」

同期B「シュークリームも刺しちゃおう!」

同期Bの指示に従い…

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なんかとっても禍々しいケーキができましたな。

同期C「これマジ食べるん?」

いや用意したのあなたらだから。

同期C「いや作ったのお前やん」

まぁそうだけどさ。

でもせっかくだから食べるぞ!

いただきます!

ハッピー「思ったより美味しい」

同期B「まじ?そんなきしょいのよく食べれるな」

ひどい言いよう。

まぁでも豆腐とサフランが合うし、ポッキーとシュークリームも相性がいいというか。

まぁ、ご飯はご飯、甘いものは甘いもので食べたら美味しいことがよく分かりましたな(ためになるなぁ)

同期C「俺らの代、キャラ濃いってよく言われるよなー」

同期B「わかる」

ウッ……。

同期B「ハッピーを筆頭にみんなおかしいって言われるよな」

申し訳ねぇ…。

おかしい!私は変人になりたくないのにどうあがいても頭ハッピーキャラになってしまう!

同期C「まぁハッピーだけがおかしいわけじゃないから大丈夫だよ」

ナイスフォロー、ありがとう…。

その後いろいろ話した後、彼らは帰って行きました。

なんというか、学生時代インキャの極みみたいな人間だったので、社会人になってからすごい青春してるような気がします。

いやまぁ今もインキャだけど。

でも、こうしてたくさんの人に祝われて、手作りケーキの材料までくれて、本当にありがたいことです。

頭おかしいしポンコツだから仕事も失敗してばかりで迷惑もたくさんかけているけど、たくさんの人が良くしてくれて、本当に私はハッピーです。

24歳も全力で頑張ります。

祝ってくれた皆さん、ありがとうございました。



誰にも助けてもらえなくなるよ

皆さんお久しぶりです。
タカハッピーです。
久しぶりすぎて「え!更新する気あったの!」なんて思う人もいるかもしれません。
仕事と趣味の小説執筆に勤しむあまり、ブログの優先順位がめちゃくちゃ低くなり、中々更新できない日々が続いていました。

とはいえ、仕事も慣れてきて、一年目は毎朝緊張感を持って始業20分前には出勤、掃除や準備をしてピシッと決めていたのですが……。
今ではギリギリまで寝て始業2分前に出勤。掃除も準備も臨時の方に任すという。
「最低かよ」
はい。最低です。
慣れてきた、というかだれてきたというか笑。
「君の勤務態度はあまりいい噂が流れてない。ちゃんと朝起きて掃除をして準備をしなさい」
先輩にも注意され、「ああ申し訳ない起きないと」と思いはしながらも「でも強制じゃないし、夜遅くまで執筆してるから中々起きれないんだよな」と結局改善せず。
「あのねハッピーちゃん。確かに掃除や準備は強制じゃないよ。でもね、全く動こうとせず全て臨時の人に任せておくとね、やっぱり周りはよく思わない。そのままだと、誰も助けてくれなくなるし、自分の身にもかかってくるからね」
尊敬してやまない上司からも諭されるという笑。
確かに誰も助けてくれなくなるかもしれない。
それは困る。
でも一人で何でもできるようにならないといけないしなー…なんて軽く聞き流していました。
とても長い前置きでしたが、この上司の言葉は私の首を絞めることになります。

広島PARCOでモルカー展をやります!」
SNSでその情報を見た私はテンション爆上がり。
モルカーとは、見里朝希監督のストップモーションアニメのことです。子供向けではあるけど、モルカーの愛らしい見た目、皮肉めいた内容や高クオリティの撮影技術から大人にも人気の今年の覇権アニメです。

例にも漏れず、私は大のモルカーファン。
「よし、絶対行くぞ!」
周りにモルカーファンがいないので一人で参戦していくことに。
チケットをスマホで購入して数日前からずっとワクワク。
「私、明日モルカー展に行くんです!一人で!」
「あーごめん、自分明日予定あるから、一人で頑張ってね」
いや別に一人が嫌とかじゃないですけど。
むしろ自由気ままに好きなことするのが私は大好き!明日の予定は小説を読みながら電車で広島に向かい、歩いてPARCOに行って、そのまま映画を2本見よう!映画までの時間はサイゼリヤでご飯食べながら小説を執筆しよう!
友達がいたら映画2本見たいと言うと「え?キツくね?」と言われることも多々あるし、小説執筆するのも難しいと思います。
そう、自由最高。
あ、決して友達がいないとかその寂しさを紛らわすためとか、そういうわけではないですよ。決して。一人が好きなだけです。
ええ。決して。

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これ、実際の撮影に使われたモルカーたちです。最高に可愛くないすか。
興奮しすぎてスマホのシャッターが止められませんでした。

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特にこのシロモ(白いモルカー)、最高に可愛くないですか。私はシロモちゃんが大好きなのですが、2話で強盗に乗っ取られながらも戦い抜き、警察から勲章をもらって誇らしげに見せる、あのシーンを見事再現されてて泣きそうになりました。ありがとう、シロモ。広島PARCOに来てくれて。(ヲタク特有の早口)

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実寸大ポテトにも乗り、隣にいた優しいモルカーファンの方に撮ってもらってご満悦のハッピー。ありがとうございます。


グッズも大量に買い、「映画は16:30と18:45だからまだたくさん時間ある!サイゼリヤで飯にして、ドリンクバー頼んで執筆するか」といそいそとサイゼリヤへ。

安すぎる!とモリモリご飯を食べ、ジュースやコーヒーを飲みながら執筆。

普段1000字書くのをノルマにしているのですが、この日はテンションが上がって4000字ほど書くことができました。

もっと書けるぞ!と思ったけれど映画が始まるのでお会計を済ませて出発。

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映画は両方とも本当によかったです。特にリスペクトは本当に最高でした。黒人として、というより女性として、抑圧され虐げられてきたアレサの姿が本当に「わかる、わかるよ」と心を掴まれました。黒人の権利のために活動していた父親も、母親を殴ったりアレサを所有物のように動かしたりと、「虐げられている立場だから抑圧をしないことにはならないんだな」と改めて思ったり、女性が性として消費されることも「ああ…」と目を当てたくなったり。壮絶な人生の中、最後は原点に戻るアレサが本当にかっこよかった……。

映画が終わり外を出たら22:00。運動のため歩いて広島駅に向かい、それなのに誘惑に負けて大好きな我馬でラーメンを食べた後、電車に乗って読書。

ああ、本当に充実した一日だったなぁ。いつも何かしらドジを踏むけど、今日はモルカー展の予約した時間に間に合ったし、買ったグッズを忘れることなく持って帰れたなぁ。

そしてやっぱり、一人ってのがいいよね!好きなことたくさんできたし、やっぱり一人で生きていこうかなぁー!

ホクホクした気持ちで最寄駅に着き、ルンルンとチャリで帰宅。

……の、はずでした。

「…あれ?ないな」

探しても探しても、どこにも家の鍵がありません。

「て、入れたと思ったところになくて違うところに入ってるとか?」

とくまなくさがすも、ない。

サーっと血の気が引きました。

うそじゃん。え、笑えないんだけど。

その後もすごく真剣に探すも、鍵がどこにもないのです。

〜祝!ハッピー、家の鍵を落とす〜

いやー、今まで財布を2回、定期を2回落とし、スマホも数えきれないほど忘れては落としを繰り返してきましたけどね。まっさか鍵まで落とすなんて!落とし物ビンゴだったらまっさきにあがれてますね!わっはっは!

……じゃあないんよ。

落ち着け、落ち着けハッピー。まずは今日の宿をどうするかだ。

1.実家に帰る

2.広島市の親戚に泊めてもらう

3.市役所のどなたかに泊めてもらう

4.ホテルに泊まる

まず、1。只今の時刻、23:30。実家行きへの電車はとうに終わってる。新幹線で帰ろうにも、広島行きの電車もとうに終わってる。

ということで2も無理。

3だ、3なら……と思いながらも、私には泊めてもらえる人などいないことにすぐ気付きました。

仲のいい女性の先輩たちはみんな実家暮らし。同期の女の子は全員既婚者で難しい。

あ、同期の男なら、と一瞬思ったけどすぐにかき消しました。中には独身彼女なしもいるし、「俺上原亜衣が好きでさ」と好きなAV女優の話をするくらいだから私のことなんて女の子扱いなんてしてないだろうし、「鍵無くした。泊めて」と言えばきっと「大変だな!いいよ!」と言ってくれるとは思います。……が、彼氏でもないのに泊まるのはやはり抵抗があるし、それにやっぱり申し訳ない……。

ホテルしかないですな。

…でも、この近辺ホテルあったっけ?

急いで調べるも……。

「……岩国まで行かないとないのか」

ど田舎某広島市にホテルなどなく。

広島方面の電車はもうないので、山口県の岩国というところに行くしか方法はありませんでした。

迷ってる時間はない。

最寄駅まで自転車を走らせ、24時過ぎの電車に乗り込みました。

ところで素泊まりできるホテル、あるんだろうか。

スマホで調べるも、「今は0:00過ぎだし、どっちの日付けになるんかな?土曜?日曜?それに予約ってこんな直前でできるんかな?」と混乱し、とりあえず値段を調べてなんとなく一番安いところ(だと思う)へ歩いて行くことに。

電車から降りると、もう0:30になるというのに外国人の方がたくさん。

そうか、岩国だから米軍の人がいるのね、と思ってると「☆♪→++€4〜!!!」「$・=%85〜!」と英語を叫びながら近寄ってきました。

---沖縄の民間人が夜道に米軍の人に殺された

嫌な汗がタラタラ流れ、不自然なほど早足で逃げていきました。

ホテル、ホテルにさえ着けば…!

と思いつつもスマホのバッテリーが9%。

ずっとマップをつけるわけには行かず、たまに開くようにしていました。

しかし……。

「ここどこ……」

真っ暗な上に知らない街。どんどん変なところへと進んでいったようで。

「一番安いホテル(だと思ってる)……どこなの……」

気がつけば高級マンションに着いたり、コンビニに着いたりしましたが、ここで諦めたらダメだ!と限られた画面を見つめて進んでいくと……。

「あった!ここだ!」

なんとか到着!やった!これで眠れる!

「すみません、本日部屋は満室でして…」

一気に地獄へと突き落とされました。

「…この辺でホテル他にないですか」

「そこを出たところにα-1というホテルがあります」

とりあえずそこを目指すことに。

どうしよう、そこも素泊まりできなかったら。もうすぐ1時になろうとしてるのにこんな夜道に女一人。誰かに殺されでもしたら。

どんどんいろんな不安が募っていきました。

一人が最高だなんて思ってたし、一人で生きていくなんて強がってたけど、わたし、一人だとこんなにも不安定なんだな……。

「誰にも助けてもらえなくなるよ」

上司の言葉が時間差で身に沁みました。そうだ。私は人に頼らないと何もできない。今度からは心を入れ替えよう……。

泣きそうな気持ちでスマホを見てると……。

「あれ、あれ〜?」

バッテリー切れ。

「えーー!!」

ええい、仕方ない。何とかしてみつけてやる。

無心で探し続けました。大丈夫、きっとα-1はある、そして泊まれる、大丈夫大丈夫……。

すると……。

「あ、あった!!」

扉にα-1の文字。よかった!ここだ!

「はい、お部屋は空いておりますよ」

しかも泊まれる!!ここは天国か!!!

安心のあまりに本当に涙が出そうになりました。

「もう1:00なので大浴場は空いておりませんが明日もやってるので入れますよ。チェックアウトは10:00ですので」

……ありがたいです。α-1から大量の石油が湧き上がって油田になりますように。

安心して部屋へとダイブ。よーし、寝るか……。

とその前に明日行ったところへの電話リストを作るか、とスマホでさまざまな場所の番号を調べることに。

PARCO、映画館、サイゼリヤ、我馬、駅と電車、駐輪場……。

まぁ物が消えることはないんだから、どこかに必ずあるはず。今まで財布、定期、スマホを落としたけれどどれも見つかってるし。ここは日本だし。

…と心では思っていたけれど、やっぱり不安でした。

もし見つからなかったらどうしよう。女だからという理由でオートロックのアパートにしてるから、弁償代払わないといけないかしら。全員分のを払わないといけなくなってもしかして10万超えちゃうのかな。

…ま、大丈夫だろ。

ととりあえず布団に入りました。


8:30起床。うまく寝付けず、普段よりかなり早起き。

身支度をし、大浴場に行った後、

「もしもし、タカハッピーですが……」

怒涛の電話の嵐。

サイゼリヤ「届いてないですね」

映画館「届いてないですね」

PARCO「届いてないですね」

我馬「届いてないですね」

JR「届いてないですね」

………ま、マジ?


今まで何かしら見つかっていたのでこんな経験はなく、顔面蒼白でした。

駐輪場は日曜は休みだったので、岩国駅から電車に乗り、そこへ向かったのですが…

「…ないな」

やはりないという。

ええい、最後の砦だ!と警察署へ行くも…

「ないですね」

……精神の、削れる音が………。

「遺失物届は受理いたしました。しかし、鍵に名前を書いてないのでお電話することはほぼありません」

…………。

マジで、私部屋に入れず、一生ホテル生活なのでは。

だって、10万とかならまだ払えるけど、もっと高い金額だとしたら。200万とかになるとよいよ払えないし、そもそも鍵を無くした罰で追い出されたりしたら。

頭がクラクラし、大声で泣きたくなりました。すると、仲のいい先輩からLINEが。

「鍵無くすなんて大事件じゃん。オートロックに住んでた姉に聞いたら全員分の鍵を変えることはほぼなあと思うから、とりあえず管理会社に電話したほうがいいって!」

……もう、それしか方法がないということですね。

不動産会社本部に電話すると…

「営業時間外です」

………え。

いやまて、私が契約しに行った支店は開いてるかもしれない。

「もしもし!○○ハウスの☆☆です」

おら!!!!開いてる!!!

「鍵をなくしてしまいまして」

「コールセンターにつなげますね」

おおお!!

「鍵担当の者がのちに電話いたしますので少々お待ちください」

おおおおお!!!

「もしもし。○○ハウスの**です。鍵を紛失されたんですよね。スペアキーをお持ちですか?」

「……持ってないです」

「?。2本渡したはずですが……」

え。

でも、2年近く暮らしてるけど見た覚えはない…。

「親御さんが持ってるとか?」

「…確認します」

とは言ったものの……。

親に言いたくない……。

1:00まで夜道を歩いていたことがバレたらクッソ怒られる、いやそもそも鍵無くしたこともかなり大目玉をくらうに違いない……

しかし、言うしかない。

「ええ?!なくしたの?大変じゃない。わかった。スペアキー探すから」

あら。

全く怒られなかった………。

「もっと早く言いなさいよ!ていうか岩国じゃなくて実家まで帰ればよかったのに」

や、優しい。うちの親ってこんなに優しかったんだ……。

スペアキーあったわ。これから持ってくから」

なんと実家から某田舎広島市まで届けてくれることに。

や、優しすぎる。本当は違う人がスマホを打ってるのでは?

疑問は湧きましたが、担当の人へとりあえず報告。

「ということでスペアキーありました」

「そうですか。では今から帰って出るのでそちらに着くのは14:00ごろになると思います」

只今の時刻 12:00………。

「に、2時間かかるんですか」

「はい、遠いので」

くそ、このど田舎某広島市め!

と落胆しながらも、両親も向かってることを思い出し、「逆にちょうどいいかも」と考え方を変え……。

図書館で暖をとり……。

14:00に帰宅。

「鍵を交換しますね」

2、3分もしない内に交換してくれました。

さぁ、何円なんだ。私は覚悟ができている。200万だったら分割でも何でもして払ってみせる!

「15000円になります」

え?

え、そ、そんだけでいいの?!?!?!?

わたしはてっきり最低でも10万はするものと。

「ハッピー、スペアキー!」

遅れて登場した両親がスペアキーを渡し…。

「ありがとうございました!」

ああ、やっと家に入れる…。

「ったくあんたね、しっかりしてマジで。一人で生きていけないんだから!」

本当にその通りです。心の底から実感しました。

私は一人が好きです。もちろん、友達といるのも好きだけど、カープ観戦やユニバにも一人で行くし、割とわがままなので自由を謳歌したいと思っていました。

でも、実際は一人だとこんなふうに大変な目に遭うのだと、よくわかりました。

「そうだ。さっさとしっかりした人と結婚しろ」

……それは今のところ予定はないですけど……。

両親はわたしの家で昼を食べた後、一緒に買い物をして帰っていきました。


この二日間、休日なのにとんでもない目に遭ったけど、終わってみるといい経験だなと思いました。発達障害を疑うほどボケボケな私は、もっと周りをみて注意するべきだし、いろんな人から助けてもらうことも考えて、働いていこうと心から思いました。


って言って、この執筆にも2時間くらいかかってるので、今から家事をして小説書いて、寝るのが遅くなり結果寝坊したらウケますが。(私にありがち)

まぁでも、頑張ります。

応援してください!

それでは、さようなら。



小説クラブで執筆した話

こんにちは、タカハッピーです。

今日、郵便受けを開けたらこんなものが。

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本が届いてました!

というのも、私は小説クラブに申し込み、1月〜3月まで中高生向けの小説を書いていました。

小説家になりたいという夢がどうしても諦められず、プロの小説家の方や同じくアマチュアで目指している人たちと交流できたら、と思っていたのです。

これがまぁ、本当に勉強になりました。

自分がいかにテキトーで、だらだら書いていたから思い知らされましたね。

・中高生向けにする

・お伽話(なんでもいい)をベースにする

・きび団子を出す

・舞台は冬

・イルミネーションを出す

この5つの縛りをルールに書いたのですが…

まず、お伽話を何にするか悩みました。

きび団子を出さないといけないので、「桃太郎」をベースにするといいのかなぁ、でも絶対やりにくい…と悩んだ結果…

「浦島太郎」で書くことに。

中高生だから恋愛ものにしよう、玉手箱で元に戻るみたいなのがいいかな…

私は「幼馴染恋愛」にひどく憧れを持っているので恋愛ものを書くと99.9%幼馴染恋愛になるのですが…

今回もそうなりました。(あちゃー)

「きび団子あんまり美味しくないですよね……ハッピーさんとか、きび団子食べたことないんじゃないんですか?若いから」

「(若いから?)いや、食べたことありますよ!私は出身が山口なんですけど、初恋の幼馴染の男の子の親の実家が岡山で。お土産にきび団子もらったことがあって、きび団子見ると初恋を思い出すんですよね//」

「…そうなんですか。あれ?きび団子って駄菓子のやつと岡山のきび団子って違うのかなぁ?」

……ちょっと!ちょっとちょっと!(古い)

わたしの恋愛スルーしないで!めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど!(じゃあ言うな)

どうやら、昔は駄菓子にきび団子があって、それがあんまり美味しくなかったそう。(だから若いから食べたことないと言われたよう)

恥ずかしながらも、私の中のきび団子は「初恋の男の子からのお土産」なので、この会の小説でもお土産として登場させることに。

そして、何度か話し合いを重ねプロットを書いて発表し……

いざ、初稿!

「〆切は会の前日の夜です。今回は完成させなくていいので、とりあえず書いてみてください」

よしきた!頑張るぞ!

と、思いつくままにダラダラと執筆。

この執筆スタイルでいつもやってるのですが、これが本当に良くない。

字数は10000字を超えてましたが、進捗としては半分しか進みませんでした。

「ま、でも完成させなくていいって言われたしこれを出そう」

と、提出。

するとビックリ。わたし以外の人全員完成させてたんですね!!!!(ギャー)

「ハッピーさんの文章はちょっと整理したほうがいいですね」

「無駄が多いというか…例えば『「アッ…」うめき声が聞こえて振り返る』ってとこ。「アッ…」って書いてるから「うめき声が聞こえて」っていらないと思います」

「『返事は返ってこなかった』って、返事は返すものだから助長です」

あああ…本当だ……私ったらなんて日本語不自由なんだ……本当に小説家なりたいんか?と思うほど。

「まぁでも、楽しく書いてるのが伝わりました」

「ハッピーさんはきっと書いてたらハイになって楽しくなるタイプですね」

フォローまでいただきました。ありがとうございます…。

それにしても、私は書くという作業はとても苦しいものだと自分で思っていました。言葉を体から捻りだすことが苦しくて血を吐くように書いてるんや、と色んな人に言ってましたが…。

こんだけ無駄の多い文章を書くということは、自覚がなかったけど書いてることが楽しくなってハイになるタイプなのか……ヴッ…悲しい…。

「整理した方がいい」とどの人からも言われたので、原稿を完成させる前に余分なところを削ることに。

しかし…

「どこ削ったらいいんかわからん……」

私は整理とか掃除とかが大の苦手。物が捨てられないのでお部屋ではなく「汚部屋」になりがちなのですが…。それが文章にも発揮。

「えーい、とりあえず完成させるわオラ」

とにかく書くことを決意。書いて書いて書いて……。

「できた!!」

原稿用紙30枚程度のところを、64枚分書いて完成。

「削りましょうね」

会の主催者に提出したら真っ先にそう言われました。(そりゃそうだ)

「整理したほうがいいです」

「無駄が多いです」

会でもやはりそう言われるという。

「私ならこうするかなぁっていうのを書き込んで送るので、ハッピーさん整理してみてください」

見かねた会の主催者がわざわざ私の作品を整理してくださることに。(優しい…)

主催者の方のアドバイスは本当に丁寧で、「ああ、ここの部分はいると思ってたけど削っていいんだ」「こことここをつなげたらわかりやすくなるんだ」と、とてもよく理解できました。

すると、原稿用紙64枚分から50枚程度まで削れました。(やったー)

「とても読みやすくなりました」

「いい感じです」

会の人たちからも称賛の嵐。

「ハッピーさんは私がこうして欲しいという思いを汲み取ってちゃんと書いてくれた。本当に書く力があります」

と主催者の方から褒められましたが…。

ただ言われるがままに直しただけだから、書く力はまだまだ、いや全然ないでしょう。

これからも、勉強しないとなぁと心から思いました。

その後も細かい修正をし……。

なんとか完成し、提出!

私は今まで「文芸部」みたいなものに入らなかった人間なので、こうして色んな人と交流しながら文章を書くのは本当に新鮮でとてもいい刺激になりました。また同人とはいえ、実際に冊子になると、とても嬉しいです。

「私ね、小説クラブで小説書いてたんだけど。お伽話をベースにした中高生向けの小説で、きび団子とかイルミネーションっていう縛りがあるの」

「ふーん。何のお伽話にしたの?」

「浦島太郎!」

「ほう。やはり、乙姫下剋上物語か?」

「?」

「イルミネーションは歌舞伎町のネオン街。きび団子で家来にした女を連れた乙姫がキャバクラに乗り込んで、No. 1キャバ嬢を目指す話でしょ?」

「……それ、中高生向けとしてはかなり無理があるでしょ………」

同期の考えた作品とは全く違う、浦島太郎です(笑)

もし、読んでみたい!という方がいたらネットで公開してるので言ってくだされば大喜びでURLを教えます。また、後日に電子書籍化もされる予定なので、そちらもよろしくお願いします!(無料で読める上、私以外の会の人たちはみな傑作なので、楽しめると思います!)

それでは、さようなら。




大好きな小説から読書感想文11本書いた話

お久しぶりです。タカハッピーです。

本当にブログとはご無沙汰してました。

三月までは小説を書くのに忙しく(これについてはまたいつかブログに書くかもです)4月からはタイトルにもある通り、読者感想文に忙しかったのです。

何せ、一つの小説から11本書いたので。

ん?なんでそんなに書いたかって?

それは、ある日Twitterを開いたことから始まりました。

かがみの孤城が文庫化されたことを記念してnoteで読書感想文コンクールをします!字数制限なし!あなたが感じたことを思うままに書いてください! 期限は5/5まで!素敵な感想文を書いてくれた方にはなんと!『かがみの孤城』オリジナルグッズと『かがみの孤城文庫本(作者の辻村深月さんのサイン入り)』が手に入ります」

………え。

め、めちゃくちゃほしい……

Twitterに流れてきた、かがみの孤城の感想文コンクールの募集。もう、完全に心を奪われました。

私は辻村深月さんの書く小説が本当に大好きですが、その中でも「かがみの孤城」は宝物と呼べるほど、本当に大切な素晴らしい小説。わたしの大学の卒論はもちろん「かがみの孤城」の研究。

更に、私は死ぬほど字が汚く、辻村深月さんに手紙を書いたり読書カードに感想を書くのを躊躇ってました。

しかし、このコンクールはnoteに書いて公開するもの。てことは、手書きでやるものではない。


……このコンクールは、わたしのためにあるものだ。


運命を感じました。よし、全力で取り組んでやる!!!

そこで私はルールを決めました。

・感想文を10本書く

・どれも違う切り口から書く

・一本1000字以上書く


まず、なぜ10本書こうと決めたのか。

以前、辻村深月さんのエッセイを読みました。そのうちのエピソードで、辻村深月さんも好きなゲーム(だったはず)の感想文コンクールに応募。

数打てば当たる!と100本以上出したそう。

え?ハッピー書き間違えたんじゃねーのって?

いいえ。正しいです。辻村深月さんは一つのゲームから100本以上感想文を書きました。

….いや100本って。やばすぎだろ…。

どんだけタフなんだ辻村深月さん。

しかし、数打てば当たるかも、というのもとてもよくわかります。

私は辻村深月さんみたく文才があるわけではありません。でも、かがみの孤城感想文コンクールになんとかして引っかかりたい…

そこで、です。100本は無理だけど10本ならかけるかも…。それに、既にこのブログに一本ほどかがみの孤城感想文を上げてるから、正確には9本だし!

というわけなのです。

でも、全部同じ内容だと意味がありません。一つの小説から書くのだから似てしまうのは仕方ないけど、全部違う切り口から書いて、いろんな思いを書いていこうと決めたのです。

そして、やるからには全力。1000字以上(まぁわたしはだらだら書く節があるので気をつけないといけないけど)書いて、本当にちゃんとした感想文を作ろう!と決意したのです。


これがまぁ、意外と大変でした。

最初の4本くらいは文章が頭からポンポン湧き上がってそれを綴っていたのですが、5本目からだんだん苦しくなり、かがみの孤城を何周もしながら小さな脳みそを振り絞って書いていました。

同期「ハッピー、最近家帰って何してんの。どうせ暇なんやろ」

ハッピー「あ?暇じゃないわ。私は今感想文を書くのに忙しい!」

同期に感想文コンクールについて熱弁し、家に帰ると本を片手にパソコンに文章を打ち込む日々。

やっと6本目だ…7本目いけるかなぁ、無理なんじゃないの、もう諦めて6本で終われば…

いや、何を言うんだ。「かがみの孤城はわたしのバイブルです」とか偉そうにTwitterのbioに書いてただろーが、お前それなのに6本しか書けないってどういうつもりや。そんなの許されないぞ。

自分で自分を追い込み、苦しくなりながらも、一生懸命書きました。

ハッピー「わたし最近マジで忙しくて……感想文書かないとって書いてるんだけど、中々書けなくて…本当に苦しくて…」

同期「でもそれ、お前が勝手に決めて自分に課してるだけやろ。自分のせいやん」

いやまぁそうなんだけど。

でも、やるからには、全力でやるって決めた!それにこの本は私の宝物だ!私のためのコンクールだし、10本やるんや!!! 

そうしてバカみたいに読んでは書きを繰り返し…

ハッピー「できた!!はてなブログにある感想文1本+新作9本の完成や!!!」

達成感に満ち溢れました。お腹いっぱいになるほど書きましたよ全く。あぁ、疲れた…お疲れ様わたし…。

そうしてホッと息をついた時でした。

…待てよ。

わたし、10本やるとか言いながら。9本しか書いてなくないか?

たしかにはてなブログに2020年の7月、かがみの孤城の感想文は書いてるから累計10本にはなる。でも、10本書くと決めたんだから、そこは、9本ではなく、ちゃんと新作10本にしないとダメなのでは…?

モヤモヤしたらすぐ行動。

もう1本書くことを決意。

これが本当に苦しかった。もうネタは出尽くした感があったし、違う切り口で何を書いたらいいのかわからなかったのです。

でも、書くと決めた。同じのは書かないし、これも1000字以上書くんだ。

私は読んだ。何度も何度も読んだ。そして書いて、書いて、書いて……。

「で!!!き!!!!た!!!」

早速親友のうさぎちゃんに報告。

「私、10本書いたよ!!感想文!!」

「おめでとうーーー!!!!」

9本の時とは比べものにならないくらいの達成感。まるで世界がバラ色になり、天使が素敵な歌声を奏でているかのようでした。

……いやまだ賞に入ったわけじゃないのだけれど笑。

でも約1ヶ月、一つの小説から11本感想文書くのは本当に苦しいことでした。100本以上書いた辻村深月さんはガチものの化け物です。ありえないですマジで。

でも、それだけ感想文を書くと自分とも向き合えました。自分が中学生の時、何を感じ思っていたか。今はどうか。などなど、たくさんのことを考えました。

このためだけにnoteを開設したけど、はてなブログと並行してこれから投稿するのもありかもしれません。

まぁでももう一つの小説から11本感想文書くことはもうないとは思いますが。笑

皆さんも、機会があったら「かがみの孤城」読んでみてください!本当に素晴らしい小説なので。

気が向いたら、読書感想文もお願いします!

それでは、さようなら。